ケルンからICに乗って移動し、デュッセルドルフへ。

デュッセルドルフ中央駅は「質実剛健」という感じのドイツっぽい駅。

トラムに乗ってホテルへ。
ドイツの都市はどこでもトラムがあってわかりやすい。ただ、電車もそうだが一切改札がないので、Suicaのような都度運賃払いできるICカード的なものがない(かざす場所がないので)。
必然的に1日乗車券的なものを買うのが一番旅行者には楽で、この日はデュッセルドルフ市内の24時間乗車券をアプリから買った。このアプリというのもDB(ドイツ鉄道)のアプリではだめで、都市ごとに違うやつを入れなくてはいけない。ChatGPTに聞くと、どのアプリのどの乗車券を買えばいいのかわりと教えてくれる。

公園横の小さなホテルに3泊する。
ドイツには「シングルルーム」的な概念があるみたいで、一人用の部屋にわりと安く泊まれた。ただ、冷蔵庫、電子ポットなど、日本のビジネスホテルなら必ずある設備は、「ありますよ」と明記されている部屋にしかない。
5月のドイツはとにかく日が長くて、20時とか21時とかまで明るいので、まだまだ時間がある。ライン川沿いの「メディエンハーフェン地区」に建築を観に行くことにする。
メディエンハーフェン地区になぜ有名建築が多いのかは、Casaのこの記事に詳しい。
90年代にライン川沿いの大通りを地下化し、地上を遊歩道とし、地域全体の再開発が行われた。港湾らしい建造物も残りつつ、目を惹くデザインの建築が集まるユニークな場所になっている。

運河のつきあたりから散策スタート。


レンゾ・ピアノの The Float Building



ノーベルト・ヴァンスレーベンのPEC(ポートイベントセンター)


ウィリアム・アルソップのColorium







港湾っぽい構造物も残っているが、運河沿いの遊歩道はオフィスだけでなくレストランなども営業していて、この日は祝日なのでたくさんの人でにぎわっている。この建物の前ではガラスを鏡がわりにして若者たちがダンスの練習をしていた。



そして一番有名な建物がフランク・ゲーリーの Neuer Zollhof 3兄弟

長男

次男

三男

ラインタワーのすぐ近くにあり、まさにこの場所のシンボルになっている。




近くに寄ってみると角度によって全く見え方が変わるおもしろい建物だった。
ラインタワーの下あたりまでくると、そこらじゅうで日向ぼっこしたりアイスを食べたりデュッセルドルフ中の人が太陽を満喫しにくるスポットになっており、ちょっと人の多さと日差しの強さにあてられたので、とりあえずCasaに載っていた中心部の建物を観るため移動することにした。

左がドイツ初の高層ビル Dreischeibenhaus、真ん中が劇場 Schauspielhaus、そして2020年に竣工したショッピングセンター Kö Bogen II。



植物がもっさもさで、カモが歩いてた。

劇場の前はローラースケートの練習スペースになっていた。



祝日なので、ショッピングモールのフードコートやスーパーが全部閉まっており、どうしたものかなと考えた結果、トラム駅近くにあったケバブ屋さんでケバブを買ってホテルに帰り、あまりの辛さにむせ返ったりなどしていた。
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こちらの本を読んで以来ずっと心に温めていた旅です。
