ドイツ旅行9日目&10日目。ベルリンに2泊する。
ベルリンは1度家族旅行で来たことがあり、今回はエスカレーターをめあてにしていただけで、他に予定は決めていなかったのだが、今回のドイツ旅行で一番印象に残った街で、「また訪れたい」と思った街でもあった。ナチスドイツ時代や東西冷戦時代など、歴史が何重にも重なっていることがひとつの理由。街を歩くだけで「この景色はどうしてこうなっているんだろう」と考えるポイントが多々あった。
予定はなかったはずなのに、運河を走る船をみて、「あれに乗りたい」と予約したり、Google Map を見ていて気になった「ベルリン地下社会博物館」の見学ツアーを予約したりしていたら、時間がないぞ……?という感じになってしまった。また行きたいな。
私が旅行ガイド本としてだいぶ前から重宝している「奇想遺産」にもたくさんの建物が載っていて、それを見てまわるだけでもだいぶ充実していた。
cube berlin
今ベルリン中央駅前で一番目立つオフィスビル。

カイザー・ヴィルヘルム記念教会
第二次世界大戦中のベルリン空襲により被害を受けた建物。戦争の被害を伝える遺構として当時の様子がわかる形で残されている。


隣の建物は関係ないと思うのだが足場すごいな?
新国立美術館
ミース・ファン・デル・ローエの最後の作品。



旧博物館
1823年から1830年にかけて建設された、新古典主義の名作。





ベルリン大聖堂
1905年に建て替えられ、王家ゆかりの人々の墓碑などがある教会。

ソニー・センター
「ベルリンの壁」崩壊後の再開発で生まれたオフィス街区にある、疑似広場。
不思議な屋根がある。



これは国会議事堂の展望台から見たところ。
戦勝記念塔
普仏戦争など3つの戦争の勝利を記念して建てられた塔で、ヒトラーがドイツの象徴として柱を高く伸ばしたそう。




オリンピックスタジアム
1936年のベルリンオリンピックのために建てられた、ファシズム建築を代表するような建物。2006年のワールドカップ開催にともない大改装が行われ、屋根がつけられた。「国威発揚」という言葉がぴったりな堂々たるたたずまい。
試合などの開催がない日は現地のチケットセンターでチケットを買ってふつうに見学ができる。








Hallesches Tor駅
ベルリンユダヤ博物館の最寄り駅として利用した駅だが、エスカレーターが外側に張り出している建物が好きで、しかも下が運河なので興奮した。
この運河を遊覧船が通っているのを見て、船を予約する。


ベルリン・ユダヤ博物館
入り口のない建物で、隣の旧ベルリン博物館から入り、地下からアクセスする。展示はドイツにおけるユダヤ人の活動を紹介するものだが、高い位置の天窓しかなく壁で囲まれた何もない空間など、弾圧の歴史を考えざるをえない演出がされている。



虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑
2005年に開設された記念碑。広大な敷地に2,711基の石碑が並ぶ。

ブランデンブルク門
ブランデンブルク門と議事堂のあたりは、「ベルリンにこんなに旅行者がいたんだな」ってぐらい人でいっぱいです。


ドイツ連邦議会議事堂
もともとは1894年に完成した建物。戦争を経てぼろぼろの廃墟となり、その後1999年にノーマン・フォスターにより、ドームが再建される。新しいドームはガラス張りでぐるっと登っていけるようになっていて、議場を見下ろせる。
ベルリンに着いてから、このかっこいいガラスのドームは事前に予約すれば見学ができることを知る。だけどウェブ予約はもう締切を過ぎている。とりあえず観に行こう……と思って現地まで行って、入り口にいた係の人に「見学がしたいのですが…」とダメもとで聞いてみたら、なんと、入り口の向かいにある小屋みたいなところでパスポート提示すれば、翌日の予約ができると教えてもらった。なんと!



意気揚々とありがたく予約させてもらって翌日。指定の時間に訪れて荷物チェックの上、無事に入ることができた(無料)。












屋上も自由に歩けるようになっていて、ベルリンの市街を一望できます。
ベルリンの壁記念公園
ベルリンの壁の一部が残されている場所で、資料館もあり、屋上から壁の様子が見渡せる。











ベルリン地下社会博物館
GoogleMapで見て気になったのでホームページを調べると、特定の建物があるわけではなく、さまざまな地下遺構を見るツアーを開催しているということらしい。
私は地下防空壕を中心に見ることができる英語のツアーを予約していた。
全て撮影禁止だが、東西冷戦時代に不通となった地下鉄のトンネルの跡や、東からの脱走者を捕らえるためのいろいろ、第二次世界大戦中に使われていた防空壕などを見ることができた。防空壕の説明では、防空壕生活の大変さについておそらく解説してくれているのだが、日本の防空壕跡をいろいろ見てきたことがある者からすると、ドイツのそれは2人ずつの個室にベッド、水道、電気まで完備された施設で、ドイツって戦時中とはいえ豊かだったのだな……という感想を持った。
しかし、欧米の解説ツアーって本当にずーっと喋り通しでたまに質疑応答や参加者同士のディスカッションコーナー(!)なんかもあるので、英語のわからない人は注意です……(ネットつながらないので音声翻訳も不可)

ここがツアーの集合場所&入り口。
アインシュタイン塔
ベルリンからデッサウへ向かう途中でポツダムに寄り道し、アインシュタイン塔を観に行った。ドイツ表現主義建築の傑作といわれている建物。
中には太陽望遠鏡が設置されていて、現在も稼働しているらしい。内部を見るにはツアーに参加する必要があるが、外側は誰でも見ることができる。
アインシュタイン財団の研究施設がある公園のような広大な敷地内にあり、入るときに守衛所で受付をするようにとネットで見たので、「見学にきました!!」と元気に挨拶をしたが、「……?どうぞ勝手に見て??」という感じだった。アインシュタイン塔以外にもさまざまな建物があり、現地に案内図も標識もあるので迷わないです。










2025ドイツ旅行
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こちらの本を読んで以来ずっと心に温めていた旅です。
