偏愛トラベラー | 田村美葉

あちこち旅に行ってはいろいろなものを集めています。エスカレーターマニア。

年末、どこかにビューンで新潟へ。鮭だらけの村上で鮭を食べる

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年末、JR東日本の「どこかにビューン」で新潟へ。

本当は岩手あたりへ行きたいと思って、3/4の確率で岩手以北が出る目でどこビュンガチャをまわしたのだが、出たのは新潟だった。

その数日後に北陸の実家へ帰省する予定でもあり、正直、新潟かー!とがっかりはしたものの、まだ行ったことがなかった鮭の町、村上にでも行ってみることにする。

とりあえず駅直結のホテルへ

雪国の「駅前モニュメント」は駅構内モニュメントなことがある。

いい目が出る気がして平日午後の便でガチャをまわしたのだが、結局新潟だったし、関係なさそうだ。とりあえず駅直結のホテルへ。新潟は駅直結のホテルがたくさんあってありがたかった。

ノープラン気味の旅のときは、とりあえず駅の観光案内所に行く。パンフレットをもらったら、とても2日でまわれなさそうなぐらいの量になった。冬に徒歩で行けるところは限られているけれども、東区の工場夜景とかもおしてるんだなぁ。

夜ご飯を食べに出るついでに万代まで出て、新潟日報のビル、「メディアシップ」の展望台へ

平日なので基本閑散としているのだが、クリスマスイルミネーションの名残が残っていて、カップルばかりがぞくぞくとやって来ていた。季節のイベントごとをきちんと楽しんでいる人たちを見ると、「みんなちゃんとしているなぁ」と感じる。

駅構内の飲食施設も充実していて、買って帰ってホテルで食べる選択肢も含め迷いに迷った結果、新潟市民のソウルフード「とんかつ太郎」に。初「とんかつ太郎」、サクサクとしていてとてもおいしかった。

新潟市内の建築をめぐる

翌日は強風波浪警報が出て、乗ろうと思っていた村上行きの「特急いなほ」が運転見合わせになっていたので、観光循環バスの1日券を買って新潟市内を観光する。

ただ立ってるだけでも吹き飛ばされそうな強風だったので、こんな日に観光するなんて非常識かしらと少し心配したけど、東京ならほとんどの電車が運休・遅延して阿鼻叫喚になりそうなところを、市内のバスも特急以外の電車もわりと時刻通り動いており、雪国の強さを感じる。

そういえば、去年もどこかにビューンで「なんでこんな日に観光」と思うような真冬の山形を観光していた。

blog.tokyo-esca.com

なんでわざわざいつも真冬に東北を選んでいるのかな私は、と思ったけど、気候の良い季節は大体バイクに乗ってるし、どこかにビューンをやっているのがJR東日本なのだから、必然である。

ただ、こういうめちゃくちゃ寒い日とかに観光するとわりと記憶には残る。

かっこいいお庭とか(旧齋藤家別邸)

かっこいい回船問屋さんとか(旧小澤家住宅)

かっこいいスパイラルエスカレーターとか(NEXT21、もちろん以前訪れたことがあり、この日は生存確認)

信濃川に面した「新潟市歴史博物館」のまわりに、税関や荷上場など、新潟港が開港された頃の建物が集まっていてかっこよかった。

循環バスの1日券は500円なのに、これらの建物でいちいち割引があって、500円以上割り引かれたんじゃないかという感じでありがたかったのだが、バスの本数がかなり少なく、わりと時間を持て余す。

新潟市歴史博物館を隅から隅まで見て、けっこう新潟について詳しくなった。

かんがいや深田に関する展示が豊富でおもしろかった

鮭の町 村上へ

翌日、特急いなほに乗って村上へ。

鮭だらけの町のスタート

駅には塩引鮭のぬいぐるみが吊り下げられている!このぬいぐるみ、イヨボヤ会館で売られていた(7000円ぐらい)

かわい…くはない…(リアルだな…)

駅前モニュメントは、山車「おしゃぎり」と鮭が合体してた。

有名な「千年鮭きっかわ」さんで鮭のコースを食べるぞ、という予定にしていたのだが、Google Map のクチコミを見ると、予約必須らしい。なんで予約していなかったのかな私は……と思いつつ、9時半から名前を書くことができるという当日枠めあてで、9時半すぎにお店に行ってみると、一番乗りで無事予約することができた。

三面川に面してたつ、鮭の博物館「イヨボヤ会館」へ。イヨボヤとは、村上の方言で鮭のこと。

イヨボヤ(鮭)いたー!

鮭の偉い人、青砥武平治さん

鮭モニュメント

三面川の様子を観察窓から観察できる……とのことだったが、冬だし雪も降ってたのでまぁにごってる。

鮭をとるための道具もたくさん展示されていた

それで、今からこれを食べに行きます

 

きっかわさんが「予約できなかった場合」のためにいろいろ調べてたら、駅前の旅館でランチに食べられる「はらこ丼」とかけっこう魅力的なプランを見つけてしまい、「そっちでもよかったかも」とか思っていたのだけど、きっかわさんの「鮭八品」コース、「村上に来たからにはこれを食べなくてはね」という、非常に納得感のあるものだった。

 

鮭の酒浸し、鮭の手まり寿司、鮭の白子の寒風干し

鮭の酒浸し皮 踊り焼き

鮭のかぶと煮、鮭の焼漬、鮭はらこの味噌漬

そしてもちろん、塩引鮭。ひとつはお茶漬けにしていただく。今までの人生で食べた鮭の中で間違いなく一番おいしかったなぁ。

「民家の前に塩引鮭がじゃんじゃん吊り下げられる」という行事は終わってしまっていたのだが、それでも村上ではいろんなところで鮭が吊り下げられている。

重要文化財の武家屋敷「若林家住宅」でもつるされてた

塩引鮭ぬいぐるみも、局地的にはやっている。

お正月飾りも鮭だった!
マンホールも当然鮭。おしゃぎり会館でマンホールカードがもらえる。

でもやっぱり、「千年鮭きっかわ」さんのこちらの光景が圧巻でした。

レジのトレーも鮭だった

新潟駅まで戻り、新幹線の時間まで少しあったので、「ヤスダヨーグルト」の店舗でソフトクリームを食べたり(うまい)、非常に充実している「ぽんしゅ館クラフトマンシップ」を物色したりしていて、三面川ではないけど新潟の川漁の様子を密着取材してまとめた本などを手に入れ、ほくほくとした気持ちで帰路についた。

 

どこビュンの旅は、去年は「将棋の駒めあて」、今年は「鮭めあて」で、あっちゃこっちゃ好き勝手めぐるバイク旅と違って「ワンテーマ」になることが多いんだけど、そういうのもたまには楽しい。