かつては奈良の大仏に銅を献上した(かも?)ともいわれ、明治以降は日本一の錫鉱山として昭和62年まで稼働していた明延鉱山。
子どもたちに鉱山の歴史を伝えるために残されたという「探検坑道」へ、日曜なら予約不要で参加できる見学会があるということで行ってきた。
見学の受付時間は10時〜15時までで、坑道見学時間は1時間。人数に応じて30分〜90分間隔で出発します、ということだった。ちなみに、日曜以外でも予約をすれば見学させてもらえる。
受付場所の「あけのべ憩いの家」に13時すぎに行ってみると、13時の見学グループがちょうど行っちゃったところということで、次の回は14時。ガイドマップをもらって、ちょっと周辺をうろうろする。


かわいい。

憩いの家からの道を進んで橋を渡ると

かつての明延のメインストリート(だったと思われる場所)へ。現在は住人の方は70名ほど、やっているお店は酒屋さんのみとのこと。

川沿いのお宅の増改築っぷりがすごい。


両松寺というお寺に、明延でとれた銅を使って作られた梵鐘がある。

GoogleMapにもわざわざ載っていためちゃかっこいいたばこ屋さんがある。

売物件ですって。だれか買わないか。

無料で入れたという第一浴場。

さらに進むと、大仙粗砕場へと登っていく道との分かれ目がある。

ちょっと戻って、宿泊学習施設あけのべ自然学校のすごいドーム。

その向かいに山神宮跡。

元協和会館。芸能人やら歌手やらがやってきて大盛況だったらしい。

旧北星社宅。ときどき木造長屋の見学会をされているそうだ。


14時近くになっても誰も来ず、スタッフの方々が口には出さぬものの「一人か……」と明らかに落胆していたので申し訳なく思っていたら、わらわらとカップルの方が数組やってきて、「参加します?しますよね?」と半ば強引に参加が決定。ここから各自家用車で探険坑道の入り口へ移動。

これがかつての鉱山のメイン入り口で、現在は探険坑道の出口になってる。

こちらが入り口。昭和62年まで稼働してたこともあって、トロッコのレールの跡とかいろいろ、しっかり残っている。

レールの先は、かつてあったというトンネルを抜けて、大仙粗砕場までつながっていたらしい。


機械を動かすための圧縮空気を送っていた鉄パイプ


坑道の上を見上げたところ。鉱脈がなんとなくわかる。

ひとつ上の階へ登ってきた。

坑道の脇には「井戸」があって、ここからトロッコに鉱石を落としていたらしい。

鉱脈がずっと上まであることを実感できる穴のある場所。





トロッコを動かしていた蓄電池式機関車


鉱山跡で最近よくみる酒蔵がここにもあって、明延でとれたお米を使ってお酒をつくっているそうだ。明延唯一の酒屋さんで売っている。



トロッコのない階層ではトラックとかが動いてたらしい。これも全部空気で動く。


あべのハルカスの高速エレベーターと同じぐらいの速度で動いてたらしい立坑エレベーター。
見学会終わって、大仙粗砕場を下から見上げることのできる場所へ。

ここにもトロッコのレールがあり

振り返るとトンネル跡もあった。さっきの場所からつながってたのかな。たぶんそうだな。

どどーん。

インクラインがかっこいい。
明延鉱山、充実した見学もできるし、なかなかよいところ。
そのほかの坑道見学の記録