船とエスカレーター

船に乗ったりエスカレーターに乗ったりする旅行記中心のブログです。なかの人は田村美葉です。

死ぬまでに一度は見るべきエスカレーターランキング(2017年版)


初めまして、エスカレーターマニアです。

と挨拶した場合、次に

「どこのエスカレーターが1番好きですか?」

と聞かれる確率98%なので(残りの2%は「僕/私、あそこのエスカレーター好きです」と言ってくださる。そういうの歓迎)、「こちらをご覧ください」とご紹介する用のまとめを作っておきます。

1番なんていうのは到底無理なので、最低10箇所ぐらいは紹介したい、という意味を込めて10位までのランキングにしてみました。どうぞ。

 

第10位 スパイラルエスカレーター巡礼

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三菱電機が世界に誇る、曲がるエスカレーターこと、スパイラルエスカレーターです。

え、スパイラルが10位なの!? と驚く方多数、とは思いますが、これ「スパイラルエスカレーター全部を見るべき」という意味でのおすすめです。スパイラルを含めちゃうと、10台全部スパイラルになってしまいますのでしょうがありません。

全部見る、という奇特なひとは少ないであろうことを考慮しての10位です。

私の攻略具合でいうと今のところ半分ぐらいです。

 

 

第9位 名鉄百貨店本店(名古屋)

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なんどもメディアでも紹介していますが、東芝エレベータの手すり垂直落下式エスカレーターです。この形のものは日本で3基。2基が名鉄百貨店本店のレストランフロア入り口にあります。

名古屋は時空がゆがんでいるためか、レアなエスカレーターの宝庫ですので、レア、レトロ系が好みの方はぜひ訪れてみてください。

 

 

第8位 梅田スカイビル(大阪)

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世界でもっとも美しい建築100選だったかなんだったかに選ばれてのりにのっている梅田スカイビルです。展望台は恋人たちの聖地になってしまいましたが、エスカレーターに乗るだけだとタダです(上った先がすぐチケット売り場なので、売り場のお姉さんと目が合って気まずい感じにはなります)。

ここは、下から撮ったり展望台から撮ったりのぼったりおりたり、昼きたり夜きたり、いろいろとすることがあるので死ぬまでに一度はというか3回ぐらいは訪れるべきかなぁと思います。

関西のエスカレーターも全体的にヤバめなので、3回ぐらい行っても余裕で楽しめると思います。

 

 

第7位 ランガム・プレイス(香港)

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東京ビッグサイト同様の逆流事故があり有名になってしまいましたが、ここのエスカレーター、本当にすごいです。4階から7階まで、7階から11階までロングエスカレーターがつながります。世界一長いエスカレーターとしてギネス登録されているミッド・レベル・エスカレーターよりも俄然こちらをおすすめします。

香港のエスカレーターはこのような無茶っぽいことをわりと平気でするので、定期的に訪れなくてはいけない、と思っております。

 

 

第6位 大潤発中崙店 RT-MART(台湾)

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台湾でやっと出会えた、カート専用エスカレーター。カートが1個ずつ順番におりてくるこの可愛らしさ。もう夢中。

台湾行ったばかりなのでちょっと順位付けが甘くなっている可能性ありなのですが、個人的に「こんなの初めて見た!」というエスカレーターを夢の中以外で久しぶりに見つけて大変嬉しかったです(夢の中で「こんなエスカレーター初めて〜」と思って起きた時もしばらく幸せ、ということがよくあります)。

 

第5位 福井県立恐竜博物館(福井)

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これも地元北陸なので、少し甘い気もしますが、池袋の東京芸術劇場のエスカレーターなきあと、日本国内のロングエスカレーター部門では、単に長さという意味ではなく、デザイン性という意味ではかなりいい線をいっている、いやエンターテイメント性も考慮するとナンバーワンかもしれないな、という意味合いでのランクインです。

一生に一度は裏日本を訪れるのも良いと思います。まだ新幹線の通ってない福井で、しかも勝山なので、めちゃくちゃ遠いですけど、展示も悪くないです。

 

 

第4位 日本橋三越本店(東京)

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日本橋三越は、大正博覧会に日本で初めてのエスカレーターが登場したのと同じ1914年*、商業施設として日本で初めてエスカレーターが置かれたデパートです。

戦前のエスカレーターは日本の場合、戦時中の金属供出で失われていますが、こちらは、戦後に三菱電機が開発した「全照明タイプ」が初めて置かれた場所でもあります。リニューアルの際にも、この「全照明タイプ」をそのまま使いたい、ということでその形をそのまま生かしたぴっかぴかのエスカレーターが元気に動いています(ふたつの初めてがあってやや複雑ですが、時代がぜんぜん違うので勘違いされないようにしてくださいね、今あるのは「戦後初」のほうをリニューアルしたもの)。

私、このタイプに「丸ボディ」と勝手に名付けて愛でています。丸ボディ、どんどん新しいもの(欄干が薄いタイプ)に入れ替わっていたり動かなくなっていたりしているのですが、ここは自信を持って丸ボディ巡礼の地としておすすめができ、ありがたいことです。

この形のエスカレーター、日本人にとっては馴染み深いですが、日本メーカー製以外ほとんど見かけません(オーチスに数台あり)。欧米からいらっしゃったお客様なんかを案内すると、もしかすると初めて見るとかで喜ばれるかもしれません(いやどうだろうか)。 

*間違えて書いてました。おぱんださんいつもありがとう。

 

第3位 メイシーズ・デパート(ニューヨーク)

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世界でほぼ唯一ぐらいになってきた、木製エスカレーターが元気に動いているデパートです(他にロンドン、ベルギー、オーストラリアで稼働情報あり)。

ニューヨークの街なかでかなり気軽に行けるデパートなのに、いきなりエスカレーターが木製です。びっくりします。

木製エスカレーターはできることならしかるべき博物館などに納めてほしいけど、でも可能な限りはこの気軽な感じが続いたらいいなぁと思います。

 

 

第2位 シャルル・ド・ゴール国際空港 Aérogare 1(パリ)

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シャルル・ド・ゴール空港ターミナル1につくと、夢のように動くスロープで運ばれて、中庭の縦横無尽に交差するゾーンを抜けて、いつのまにかロビーへと出ている、という体験をすることになるのですが、初めてパリを訪れたときに夢心地でそれを体験して以来、あの場所へたどりつけたことがなかったので、「あれは本当に夢だったんでは」と思っていましたが、ターミナル1につく航空会社を使えばいいだけでした。それ以来、ずっとスターアライアンス系です。海外で、かつ飛行機に乗る人でなくては入れないゾーンにある、という意味で一生に一度感が高まります。ヨーロッパに行く時は意味もなくぜひパリ経由にしてください。

 

 

第1位 ロイズ・オブ・ロンドン(ロンドン)

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私が「実際にもし会ったら絶対にものすごく話が合うに違いない建築家」としてマークしている、リチャード・ロジャースの代表作のひとつです。

年に1度、Open House London のときだけ一般人も中に入ることができる、ただし年によっては公開されないときもあり、など諸条件が厳しく、「一生に一度」感がはんぱないです。

今ちょうどオープンハウス終わったばっかりなんで、来年を楽しみにして今から計画しておいてください。

 

 

番外:まだ行ってないところ

まだ行っていないけれど、高い確率でこのランキングが塗り替えられる可能性ありと思っているエスカレーターです。

 

DuPont Circle Metro Station

ワシントン D.C. デュポンサークル駅のエスカレーター。だいぶ前から見に行きたいエスカレーターとしてマークしているけれどもワシントンに他に用事がない。

 

Inside CNN Tour Escalator

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アトランタ CNN centerのエスカレーター。乗り継ぎなしで世界一長いといわれるが本当かなぁ。香港あたりも結構長いぞ。

 


水中エスカレータ@八景島シーパラダイス

不覚にも、まだ水中エスカレーターの類を見てません(小さい頃に見た可能性はあり)。

 

portal.nifty.com

世界で一番深い地下鉄駅、キエフの Арсенальна駅のエスカレーター。

羨ましすぎてあまり読まないようにしている記事。あと、北朝鮮の地下鉄のエスカレーターも長いらしいです。

 

番外:よく聞かれるエスカレーター

よく聞かれるけれども、個人的にはそれほどでもないエスカレーターです。

 

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世界で一番短いエスカレーター。うん、短いですね。

短いエスカレーターは好きなんですけど、こういう露骨なのはそんなにそそられないです。

 


日本最長のエスカレーター(香川ニューレオマワールド)

日本一長いエスカレーター「マジックストロー」なんですが、途中に踊り場があるのでそこまで「長い」感を感じません。お聞きしたところによると、長すぎて怖いのであえて途中にワンクッション挟む形にしたんだそうです。

というわけなので、「先が見えないほど長い感」を楽しむなら、同じく四国のエスヒル鳴門か、ホテル浦島のスペースウォーカーをおすすめします。

 

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世界一長いエスカレーターとしてギネス登録されている香港のミッドレベル・エスカレーターは、世界一なのは「屋外で」の話であるうえに、乗り継ぎ式で1台1台はご覧の通り普通のエスカレーターです。このエスカレーターの見所は、『恋する惑星』ごっこができることと、途中に緩傾斜式のエスカレーターをはさむところ、などですが、長い感を楽しむなら同じく香港のランガム・プレイス(前述)のほうが俄然長いです。

 

最後に、へぇ〜と思った方は、エスカレーターの本を毎年2冊ずつ作っていますのでこちらを買っていただくとより理解が深まるのではないかなと思います。

books.tokyo-esca.com

 

WEBサイトにもまとまっております(半分ぐらいまだあげられてないのがあるけど、これはと思ったエスカレーターはすべてここにあがります)。

www.tokyo-esca.com