「都心の水辺でエコツアー」に参加してきた。かなり面白かった。石塚氏の写真に惚れて自分でも見に行きたいと思ったんだけど(写真集出るのまだみたいだから自分で写真撮ろうと思ったんだけど。参加費5,000円は写真集よりだいぶ高かったけど。)帰ってきて氏の写真を眺めると写真からわかることは100のうち3ぐらいだということがわかった。何事もやってみるものである。特にガイドの方々の説明がかなり充実しており、私は日本橋は上に高速が通っているから美しいと思っているエコ的不届き者であるのでエコ的な話にはふーん、と感心あるふりでもしておこうと参加する当初は思っていたんだけれども(不届き者)、相当ためになってしまった。高速道路があるせいで植物が育たないとか(日本橋川に対して神田川はものすごく緑ゆたかなのである)
川を利用しなくなり、川に背を向けて建物を建てて行った結果川がすごーく汚れたとかを聞くと、川大切、川すばらしい。と思ってしまった。歴史的な話に関しては心躍ってしまった。江戸時代に一生懸命、日本全国諸藩の人たちが気付きあげた石垣が高速道路を建てるとき邪魔だったからちょっと崩して
そのまんまになっている箇所。とか、ちょっと削ってみた箇所。とかが残っており、それについては心が痛むというよりも不謹慎ながらやはりアホで愉快だと思ったけれど。しかし東京の水路がいまほとんど高速道路になっているという話。理由は川は誰の者でもなかったので土地買収費がかからなかったからとか。高速道路は素敵だけれど車の渋滞は全然素敵ではないのでここはいっそ、みんな水路生活に戻ってみては…と射手座的思考が展開する。
追記
『水路をゆく』
東京ボート生活先輩のページを発見。