函館の有識者が集まっていい感じに紹介してくれる「函館コンクリートツアー」の場所を自主的にまわる旅、夏編である。
冬編こちら。
太平洋セメント上磯工場の海上桟橋(再び)
夏の北海道は気持ちがいいな!
夏にバイクで来るには最高の海沿いの道を走って、再び太平洋セメント上磯工場の海上桟橋を見にきた。近くの浜辺で楽しそうにしている人などもいていい感じであった。
函館漁港船入澗防波堤
明治28年から行われた、北海道最初の近代港湾整備である「函館港改良工事」によってつくられた防波堤。
近代土木の父として有名な廣井勇博士が携わっており、現地には記念碑も建っている。
当然「土木遺産」にも認定されておる。
100年以上経っても現役の立派な石積み防波堤。
東本願寺函館別院
元町エリアにある、日本初のコンクリート造寺院。鉄筋コンクリート造の第一人者である木田保造によるもの。国指定の重要文化財。元町エリアのライトアップを見に行った時にチラ見していたのだが、気になってもう一度来た。
外から見ても、なかなかの威容を誇る気になる建物なのだ。
正門のこの門構え。木造寺院の意匠をそのまま、コンクリートで表現しているのである。かっこよすぎる。
本堂もこの通り。
中の柱もコンクリート。
こうやってみると、コンクリートって、かっこいいな。