太平洋セメント上磯工場を観に行った繋がりで、GRHABIP の「函館コンクリート物語」という素敵なサイトを知った。
函館市内の歴史や地理、建築や土木などなどの有識者が集まって函館の価値を発信するというプロジェクト。
旅行社による「函館コンクリートツアー」が開かれたりしていたようなのだが、自主的に巡ることにする。
七財橋
まずは有名観光地でもある金森赤レンガ倉庫の「七財橋」
レンガ倉庫じゃなくて、こっちの橋に注目するのが実に良い塩梅の「函館コンクリートツアー」なのだ。好き。
はこだて工芸舎
外の写真がないが、「はこだて工芸舎」。
かつての歓楽街「銀座通り」の入口に位置する旧梅津商店で、現在の建物は昭和10年築とのこと。現在はおしゃれなギャラリーショップとして地元の作家さんのアイテムを販売している。
夫婦電柱
大正12年建造の、現存するものでは日本最古のコンクリート電柱。
函館では火災が頻繁にあったため、当時としては珍しい角錐形のコンクリート電柱にしたということ。
こっちが日本最古。
こっちは後で建てられたほう。
しっかりと看板もある。
函館市地域交流まちづくりセンター
大正12年に丸井今井呉服店函館支店として建てられた建物。地元の人たちの交流の場として使われていて、カフェなどもある。あと、行った時にはマンホールカードがもらえた。
マンホールカードをもらった pic.twitter.com/B3lPrXerFc
— 田村美葉 (@tokyoesca) December 10, 2017
階段などもかっこいいのだが
東北以北で最も古いエレベーターが動いている。
スタッフの方にお願いすると乗せてもらえる。
函館公園
北海道初の洋式公園、函館公園。
色々な「北海道初」の宝庫であり、これは北海道初の洋式石橋「白川橋」。
冬は上を歩けない。
こちらは現役最古の観覧車。残念ながら、冬は公園自体がやってない。そりゃそうか。
バリアフリースロープが長大でなかなかよかった。
コンクリートツアー、なかなか楽しかったのでまた函館に来ようと誓う。