南房総はもう春である。
鎌倉に泊まっていたのは、また東京湾フェリーに乗って、房総半島をカブでウロウロしようという目論見のため。目論見大成功で、全体的にご褒美感強めの行程になった。
去年、台風の直撃を受けた南房総。屋根がブルーシートに覆われている家屋もまだたくさんある。夏に訪れたお店のいくつかも、補修しながらの営業となっているところも多かった。ここは、保田漁港直結の人気食堂、ばんや。
前回、夏休み最終日ぐらいの日程で来た時は普通に入れたのだが、なんと並んでいた。およ。ど平日だと思って油断していたが、南房総のハイシーズンって今なのか?
しかしこのようなワクワクするラインナップなのでしょうがない。注文すると、生簀から捕まえて出してくれる。めっちゃワクワク。
「スルメイカ漬け丼」というのをいただく。
そのあと、内房の海が見える温泉の中で一番気に入っている「天然温泉海辺の湯」へ。内湯からも、露天風呂からも、サウナの窓からもどこからも夕日の沈む海が一望できる最高のお風呂。休憩室もこの眺望で、この上なくゆっくりできる。
1階には名産品ショップも備えていて、やたらとネバネバした海藻「かじめ」を猛プッシュしている(買った)。
そのあと、道の駅枇杷倶楽部と、その近所にある「百姓市場」で新鮮な野菜やいわしバーグなどを仕入れて、南房総の家へ。
いつもの夕日と、いつもの横山さんに、「お帰りなさい!」と迎えていただいて、ああ、ADDressの暮らしって、いいなぁ〜と。
そしてこれ。お気に入りの、南房総レモンチューハイ!
翌日は、ADDress会員コミュニティでちょっと話題になっていた近所のおしゃれカフェ「レリーサ」にランチしに行った。
日替わりランチが2種類。店内は、この近所に住んでいる女性がほぼ全員来ているのではないか?と思うぐらい賑やかだった。
そのあと、「崖観音」を観に行った。なにこれすごい。
こちらには、南房総の「インスタ映え」大学生が全員寄るのではないかと思うぐらい若者がいた。
隣には、台風の影響ではなく火事で焼失してしまったらしい神社跡地があるのだが
おお、これは石切場跡ですね。こんなところにもあるんですねぇ。南房総地層ツアーの要訪問地に加えよう。
この日は、もうひとつの個室にご夫婦が滞在されていて、海の見えるコワーキングスペースが初めて本当にコワーキングスペースとなった。めっちゃ原稿仕事が捗って、夕方。
富浦の海がピンク色に染まり始めた。あわてて出てきた横山さんと一緒に、カメラを持って法華崎へ。
翌日は、御宿へ移動する日。まっすぐ内陸を突っ切って行けば2時間ぐらいなのだが、良い天気なので海岸線を大回りで行く。
いつきても特に花は見られず「フラワーとは?」と疑問に思っていた房総フラワーラインが本領発揮していた。なにこれめっちゃ綺麗。
途中、「海が見えるカフェ」で検索して出てきた「ストロベリーポット」に寄り道。
なんて素敵なテラス席。
ロコモコ丼とコーヒーをいただいて。
そのあと、「海が見える温泉」で検索して出てきた、鴨川ヒルズリゾートホテルへ。
思ってたのとちょっと違って若干昭和感のあるリゾートホテルだったが、「展望風呂」からの眺めは最高だった。
誰もいないので写真撮らせてもらった。良い。
菜の花もそうだし、梅も、桜も咲き始めて色とりどりの房総半島、2月のカブツーリングは大正解である。