午前中、半蔵門で用事を済ませて千鳥ヶ淵のほうへ。朝から、お花見客らしきひとが駅にたくさんいるなと思ってたけど、平日なのにすごい人出だった。
この道はC1一周のときに通る。ので、3回ぐらいきたことがある。首都高カレンダー、4月、みたいな写真が撮れた。
やってきたのは、国立近代美術館。美術館の春まつり、ということで、美術館のレストランによるキッチンワゴンが出ている。
キッチンワゴンの体を成しているが、ガチな感じのアルコールまであってなかなかお高めの本気メニューが並びます。
外から見て、あの二階のテラス席に座れたらいいなーと思ってたら座れた。
わーい!
平日ですら、千鳥ヶ淵近辺のレストランはこのシーズンどこもいっぱい、当然、国立近代美術館のレストランもすでに毎日予約でいっぱい、という中でこの計らいはなかなか素敵なんじゃないでしょうか。
結構空いてるし、お弁当も美味しかったです。
そして、現在、美術館自体は企画展が展示替え中で常設展のみ500円で入れるんだけど、それもすごく良い計らいだと思った。
なぜって、国立近代美術館といえば、この「眺めのよい部屋」があるから。
何度来ても、入るたびに感動するのは動線が素晴らしいからなんだろうか。じつに、眺めがよい。飲食やおしゃべりは禁止ですが、土日、テラスがいっぱいだったら500円払ってここへ来るのがよいでしょう。
そして、展示の中にも満開の桜が。粋な計らいだなぁ。
そして、MOMATの常設展は、常設とはいども全然侮れないのであった。麗子像とかセザンヌとかゴーギャンとかマティスとかのおなじみのメンツもあるけど、日本画の奥深さみたいなのを来るたび新しく感じることが多いです。日本画ってこんな表現もアリなんだ!みたいな。
今回の常設展は時代を追ってるものだったので、関東大震災、産業革命、戦争画、高度成長期、みたいな感じのラインナップでインフラ構造物への視点があるものも多かった。
もうすぐ始まる横山大観展を意識しての「余白の芸術」もすごくよかったし
日本の新しい写真の部屋もすごく好みだった。MOMAT好きだなー。
楢橋朝子さんの写真集ほしいなー
そのあと、パレスサイドビルに入ってるスタバで仕事して、せっかくなので東京駅まで歩く。
植物に飲み込まれそうになってる大手町の新しいビル。
パレスホテルの脇のここもすごく気持ち良さそうな水辺スポット。
東京駅の広場、だいすき。