ゴールデンウィークこぼれネタ。ほんとはこぼれネタじゃなくて本ネタも残っている気がするけど書きたい事から書きます。
いま一番私が皆さんに伝えたいこと、それは今日のタイトルそのままの真実。
ゆりかもめには何度も一日乗車券(800円。高い。余裕がある場合は900円のお台場・有明ぐるり切符を買って日の出から出ている船にも乗るのがおすすめです)を買って乗車しているのですが、未だ各駅停車の旅をしたことがありません、なぜかというと、最前列なんかに座れてしまった日には、楽しすぎて降りるのもったいないから。
この日もまずは新橋から乗車して、一気に終点、豊洲へ。
超かっこいい橋脚を見てから
エスカレーターをチェック。FUJITECです。
FUJITECは板床の模様が独特です。
手すりは普通。
続いて、トラス橋のために降りた国際展示場駅。やはりFUJITECです。
これがFUJITECの代表的な板床。Fの形をしてますよね。
手すりはやはり普通の「コ」の字型。
それから通り過ぎてきた汐留にどうもシンドラーがあった気がしたので戻ります。
シンドラーの板床は普通ですが
やはり手すりが「つ」の字型。一発でわかりますね。
次に降りた台場駅では
手すりは普通だけど
ウフフ、東芝です。東芝の板床は、剃刀風。どうにかしてどこかにTOSHIBAの「T」が見つけられないかと思いますが、そういうわけでもないようです。
大体、駅のエスカレーターというのは丸ノ内線なのでMITSUBISHIです、とかそういうわけでもなく、たまに同じ駅内ですら違うメーカーだったりします。でも地下鉄なら駅ができた時期やエスカレーター設置時期がきっと別々なんですよね、ていう事情が飲み込めなくもありません。
ゆりかもめがびっくりなのは、
外には屋根付きでこういう具合にエスカレーターをつけて
ホームの真ん中に1基、上りエスカレーターのみ設置します
ていう、基本のありかたが全部共通なのに、メーカーだけが駅ごとにきっちり違うというところ。日暮里・舎人ライナーはシンドラーで手すりの色さえ統一だったのに。
お台場海浜公園では
一瞬シンドラーかと見せかけて
これはHITACHIの「つ」の字タイプです。シンドラーより直線が甘い。シンドラーは100%「つ」の字ですが、HITACHIは手すりに関して自由です。最近、HITACHIのエスカレーターだけは手すりが本当に独特なので乗ると即座にわかるようになってしまいました。
そしてほんとに笑ったのが、DPZエキスポに来た青海で
まさかのOTISに遭遇。まだ都内でも数か所でしか見たことないのに!
OTISはなんというか土台が真面目ですね。
で、エキスポを楽しんで帰ろうと思って、そういえば天下のMITSUBISHIだけ見なかったなぁと思ったそのとき
新橋で、おかえりなさいと言われた気がしました。
MITSUBISHIは手すりがきれいに丸いですね。主観な気もしますが。
そんなわけで、全エスカレーターメーカーに出会いたいなら、ゆりかもめに乗れば一発で事足りるということがわかってしまいました。各駅停車で調べたわけでもなく、ほぼ抜き打ちなのに、すごい。
ここまで徹底していると裏を勘ぐらずにはいられません。なんの利権が・・・