千葉にドイツ村があり、志摩にスペイン村があるように、香川には四国村がある。
四国の各地から移築された建物がたくさん並んでいて、四国を一気に旅行した気分になれるお得な野外博物館。ドイツ村、スペイン村というか、どちらかというと明治村、江戸東京たてもの園みたいな感じです。
すごくかわいい小屋がたくさんあったので、集めてみた。
砂糖しめ小屋
四国村といったらこれ、というくらい、ぶっちぎりで一番かわいい小屋。
讃岐の特産品であった砂糖をつくるため、牛が一日中ぐるぐるまわって石臼をまわす小屋。見た目はすごく可愛いけど牛は気の毒。
四国村内の2棟のみ現存している。
この棒を牛がぐるぐるまわして石臼をまわす。気の毒。
もう1棟。
釜屋
サトウキビの絞り汁を煮詰める小屋
楮蒸し小屋
高級和紙の産地である土佐で、楮を蒸すための小屋。
茶堂
村の入り口に建てられ、道ゆく人にお茶を配ったり、お遍路さんが休憩したり、男女が密会(!)したりした小屋
旧江崎灯台退息所
瀬戸内海を見守る灯台の、職員の居住施設として使われた小屋。(小屋か?)
石蔵
古墳時代に畿内へ石棺用の石を運んでいたという「石舟」地区の石蔵。(蔵)
あと、かっこいい猪垣もいっぱいあった。猪垣大事。
落とし穴付きの猪垣
粘土の猪垣
板石の猪垣
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