2019年の10月。
北海道出張にかこつけて、シィービーツアーズと「かわたびほっかいどう」の素敵なバスツアーに参加する。
【公式】北海道の旅行・バスツアーはシィービーツアーズカンパニーへ
今はコロナ禍なので色々あれだけど、北海道に用事があって来る時はここ2つはチェックしておいた方がいいと教えてもらった。
バスの出発前にちょっとだけ札幌うろうろ。
北洋銀行の光り輝く大金庫
こんだけ北海道来ておいて、もしかして時計台を撮るの初めてか?嘘だろ?と思いながら撮った時計台。(たぶん初めて)
バスツアーのバスは、この激渋バスターミナルから出発します。バスターミナルっていいなぁ。
「空知川のんびり川下り体験&炭鉱遺産を学ぶin赤平」。大変魅力的。
Eボートに乗って空知川下り
まずは空知川の川下りである。川に詳しい専門家と、川下りのプロがしっかりと準備してくれ、ライフジャケットを着てEボートに乗り込む。
行くぞー。
前日が結構な雨だったので、開催できるかどうか?みたいな感じだったが、水量マシマシな空知川をぐんぐん進むことに。ほとんど漕ぐ必要がない。
この川下りのメインは、空知炭田開発のきっかけになった「露頭炭」を見に行くということだけ聞いていて、乗ってる船にはガイドの先生がいなかったので、川のちょっと黒っぽいところを見るたびに「お、あれがそうか?」と一生懸命撮っているのだが、全然違います。
途中の中洲っぽいところで休憩。
やっとガイドの先生の船に追いついたので「あれが露頭炭ですか?」ときいて「あれはただの黒い土です」と教えてもらったりした。
露頭炭じゃないけど地層もかっこいいぞ。
そしてこれがついに出ました、露頭炭です。(立っておられるのは専門ガイドの先生。一番興奮してた)
すごーいすごーい
今は露東炭展望広場ができたそうなので、また見に行きたいですね。
赤平地区「露頭炭」見学スペースが完成しました!!|かわたびほっかいどう
この辺の地層もとてもいいよね
あそこが終点らしい
自由にカヌーを出していい船着場だった。空知川のカヌー旅、楽しそうだな。
昼は赤平名物のガンガン鍋…ではなくて天丼をいただく。
昼休憩が微妙な時間あったので、赤平駅周辺のいかにも一つの産業が到来して去っていった繁華街、という雰囲気の街を歩く。
赤平駅は市のホールを併設していてめちゃくちゃ立派なのだが、無人駅である。
赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設見学
一度見に行きたいと思っていた赤平市の炭鉱遺産ガイダンス施設の見学もツアーに含まれていた。
元炭鉱マンの方が、丁寧にガイドをしてくださってとてもよい施設である。
旧住友赤平炭鉱立坑櫓の内部を見学。
昭和38年に完成、高さ43.8m、直径6.6m,巻機1600kw。650mの深さまで鉱員を送り、採掘した石炭を引き揚げるのにも使われたとのこと。
こちらは、鉱員が入坑する際に使われた4段ゲージのエレベーター。1段に18人が乗り、合計で72人を高速で輸送し、当時「東洋一」と謳われていた。
巻機の残る2階も見学できる。
無料で見学できる常設展示もなかなか見応えあって楽しい。
予約のガイドツアーではもう1箇所、大型掘削機械等を展示している自走枠整備工場も見学できる。
その後、お約束的にお土産を購入できる施設に2箇所も寄ったのはともかくとして、たまにはバスツアーも良いものである。