下関から、「水曜どうでしょう」聖地でもある関門トンネル人道を通って、対岸の門司港へ。
門司というと、「門司港レトロ」と言い始めた頃ぐらいになんか女子旅ブームが起きていて、「行きたいなぁ〜」と思ったまま、今回が初訪問だったのだが、駅周辺をチラッと歩いただけでかっこいい建物が集結しているし、街が綺麗だし、これは人気が出るだろうな〜という感じだった。もうちょっとディープな路地とかも攻めてもいいのかもしれないが、ひとまず有名どころを巡るぞ。
(天気が全然違うのは、実は2日に分けて見に行ってるからです)
ブルーウィングもじ
歩行者専用のはね橋。観光用に毎時00分(正午を除く)に開くので、手軽に動くところを観に行ける現役の可動橋である。
旧大阪商船ビル
大正六年に建てられた大阪商船門司支店を修復したもの。現在はギャラリーとして使われている。
旧門司税関
明治45年に建設され、昭和初期までは、税関庁舎として使用されていた建物。
入場無料で中が見学できるのだが、税関らしく「密輸の手口」とかの展示があってなんかすごい。
大連友好記念館
ロシアが明治35年大連市に建築した東清鉄道汽船事務所を、複製し建築されたもの。中は中華料理店。
レトロハイマート
黒川紀章が設計した高層マンション。31階に展望室がある。
旧門司三井倶楽部
大正10年に三井物産の社交倶楽部として建てられた建物。
国の重要文化財に指定されている。中はレストラン。
旧大連航路上屋
昭和4年に建てられ、国際ターミナルとして使われていた建物。
他の建物に比べるとちょっと地味に見えるのだが、絶妙な時代の建物で私は好きだな。5年をかけて当時の姿を復元しているらしく、細部まで綺麗に当時の雰囲気があって良い。
関門海峡ミュージアム
2019年にリニューアルオープンしたばかりのミュージアム。
関門海峡を楽しく学ぶ「海峡体験ゾーン」のゲームを大人気なく全部挑戦して楽しんだりした。
駅の近くまで戻り、門司港名物の「焼きカレー」も食べた。こんなの美味しいに決まっているが、とても美味しかった。
JR門司港駅
鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定された駅。
2019年に復元工事が終わって綺麗になっている。