戦争遺跡というのは、日本の各地に残されていて、その土地、その土地で、戦争のときの記憶を風化させずに残す貴重な施設。
特に、広島、長崎、沖縄に残されているものは、空気の重みが他とは違う。
長崎にはさまざまな戦争遺跡があるが、この年に見に行ったのは「長崎県防空本部跡」。
間違って、崖の上の方からアクセスしてしまったが、崖感がよくわかってそれはそれでよし。
正面の入り口はこちら。長崎歴史文化博物館のすぐ隣にあるので、普通に博物館の前の道からくれば良い。(なんでそんなアクロバティックな道の間違え方をしたのか謎)
木材の外側にモルタルを塗ってつくられていた、通路仕切り壁の一部が標本として展示されている。
一番奥にある知事室に集まって、広島の原爆投下について会議をしているまさにそのときに、長崎に2つめの原子爆弾が投下されたとのこと。
ここから各地へと被害の様子を伝える重要な役割を担った。
これまでに見に行った戦争遺跡のまとめ