初めて長崎に訪れたときに、船から見て大変感動した三菱重工の長崎造船所。
いくつかの施設が世界遺産に登録されていて、予約すれば中に入り、史料館を見学することができる。
はりきって見に行ってきた。
※2020年4月より、建物工事のため当面の間休館とのことです。あしからず。
構内のほとんどは撮影禁止なのだが、ジャイアント・カンチレバークレーンを間近に見ることができて大興奮。
少し走って、史料館の前につく。
木とレンガでできた建物自体も大切に残されていて、大変かっこいい。
史料館内部は、「撮影禁止」とされている史料以外は自由に撮影して良い。
資料館として開設されたのも1985年からと歴史があり、長崎造船所にまつわるさまざまなものが大切に保管されていて、かなり見応えがある。
日本最古とか日本最初もいっぱいあるぞ。
お、弥太郎先生。
泳気鐘
長崎鎔鉄所建設時の岸壁工事に使用されたイギリス製の潜水用具。人が中に入り、底から海底を調査する。
竪削盤
日本最古の工作機械として国の重要文化財に指定されている「竪削盤」
日本初の国産陸用蒸気タービン
1908年から1920年まで、長崎造船所の中央発電所用として使用されていた日本初の国産陸用蒸気タービン。
関西電力尼崎第一発電所 1号タービン
史料館の最奥に恭しく展示されている巨大タービンは、関西電力尼崎第一発電所で使われていたもの。1933年完成。当時としては東洋最大の産業技術史に残る記念すべきタービンとのこと。
スペイン向タービン ローター破片
スペイン向けの輸出品として製造されていたが、加速度試験中に大破し多くの犠牲を出したというローター。
代表的な展示物はこんな感じで、他にもいろいろあるぞ。
ガントリークレーンの鉄骨柱
屋外にもいろいろある。
他には、進水式の時の記念品がたくさん。
これは進水式の時の「支綱切断」に使われる斧だな!
「会社生活コーナー」にあった、第三ドック(世界遺産である)における所内水泳大会の写真がツボだった。そんなことしてたんか。
楽しかったね!