真冬の北海道はいいぞ。
2020年の1月、真冬のタウシュベツ橋梁とその周辺をめぐる旅へ。
まずは、ぬかびら温泉郷行きのバスが出る帯広へ。帯広からレンタカーを借りて、太平洋を目指す。
豊頃町の新絶景「ジュエリーアイス」
最初の目的地は、豊頃町の新絶景「ジュエリーアイス」。
「ジュエリーアイス」とは、十勝川の氷が太平洋に流れ出し、河口の大津海岸に打ち上げられたもの。つまり、大きい氷である。
これに「ジュエリーアイス」と名前をつけて、こんなホームページも作って頑張っているのである。
www.toyokoro.jp

海岸にはこんな感じで無造作に氷がゴロゴロしている。

これがジュエリーアイスってことで…いいんだよな……?

波打ち際にはとっても綺麗な氷もある

ほらこれとかすごく綺麗

それっぽい写真を撮ろうと努力しているところ

氷とか石とかがゴロゴロしていると積みたくなるのが人間



だんだん氷をかっこよく撮る方法に熟達してきた

2020年のことではあるが、タクシーツアーなんかもあって、それなりに若者がたくさん来ておりいい感じであった。豊頃町には頑張っていただきたい。

近くの食堂に入って、豚丼を食べる(ピントがたくあんに合っているが美味かった)。「氷、みにきたの?」とジュエリーアイスについては認知されているようであったが、「昔っからあるただの氷だけど……」とのことでその感じもなんかよかった。
旭浜のトーチカ群
続いて海岸線を少し南下して、旭浜のトーチカ群へ。
大樹町の文化財のご紹介 4.大樹町トーチカ | 北海道大樹町公式ホームページ
トーチカはロシア語で、コンクリート製の箱のような防御陣地のこと。北海道では米軍の上陸に備えて多く作られたとのこと。
Google Mapが指し示すのを頼りになんとなく探すと、海岸に向かう手前でひとつ発見した。

雪に埋もれてた。

そのあと海岸でさらに数基を発見



入り口と

銃口用の穴が空いている


氷と一緒にただポツンと海岸線にたたずむ、今は使われないトーチカである。
せっかく海岸線を南下してきたのでそのまま先っちょまで行くか、ということで襟裳岬。



先っちょである。
レンタカーで帯広駅前まで戻り、そこから路線バスで糠平温泉郷へ。

糠平温泉にはタウシュベツ橋梁ツアーの人が主に利用するユースホステルがある。ユースホステル初心者なのでドキドキしていたのだが普通に綺麗な和室のお部屋で、温泉までついていてくつろいで滞在できた。
ぬかびら源泉郷 東大雪ぬかびらユースホステル