リスボンからの帰国便、どうせスペインで乗り換えるならとバルセロナを選んだだけのおまけのような1日だったのだが、バルセロナといえばガウディ建築である。
ちなみに、田村家は家族で行った初めての海外旅行がスペイン。そのときは駆け足のバスツアーでグエル公園やサグラダ・ファミリアは観光したものの、そのほか街なかにあるものは車窓から眺めるに止まっていた。
そんなこともあって、オンラインで中の見学が予約できるものはして、あとは行けそうな範囲にあるものをなんとなくまわろうかね、という感じになったのだが、ガウディ建築、おまけで見るには迫力がありすぎた。
カサ・ミラ
公式サイトから入場時間の指定されたチケットが購入できるので、それを持っていればスムーズに入場できる。
Casa Mila (La Pedrera) | Gaudí Building in Barcelona
カサ・バトリョ
カサ・バトリョも公式サイトでチケットが購入できる。検索すると大量にいろんな予約ページが出てくるが、Google先生が公式サイトを教えてくれるのでそれに従うべし。
Casa Batlló | Museo modernista de Antoni Gaudí en Barcelona
コロニア・グエル教会
コロニア・グエル教会は、バルセロナ郊外の工業団地の中にある教会。工場で働く人たちのために住居、学校、病院などが集まった街のようになったエリアの一角にある。地球の歩き方に「ガウディの最高傑作とも言われる場所」として載っていた写真が印象的で、行程に加えてみた。
バルセロナ市内から、結構長い時間電車に乗って辿り着く場所なので、「1日でガウディ建築をまわろう」という時にはまず選択肢に入ってこないが、「グエル公園やサグラダ・ファミリアとかはもう見たことあるからいいや」というような事情がある場合には、ぜひ来ることをお勧めする。
グエル邸
コロニア・グエルであてにしていたランチのお店がやってなく、若干殺伐とした気持ちでバルセロナに戻ってきた。その後、ご飯を食べたり、買い物をしたりしたあと、ホテルに戻る道すがらでもガウディ建築。
カタルーニャ音楽堂
ちょっと歩けばガウディ建築にぶつかるバルセロナ、すごすぎでは。
なんというか、ガウディの建築をみていると、無限の想像力の可能性に慄くというか、「これはこういうものだから」となんとなく済ませてきたことを「いや、そうとは限らないでしょ」と突きつめて考えることの大切さを思い知る。「ここが限界」と思ってた自分の能力をぐいっと引き上げられる感じがするというか、目がぐわっと開くというか、そんな感じになる。
ラストの1日としてはありえないぐらい充実し、田村家は無事日本への帰路についたのであった。