2018年は明治維新から150年目の節目、ということで、佐賀では「肥前さが幕末維新博覧会」という気合の入ったイベントが行われていた。
明治維新というと長州とか薩摩とかをイメージしがちだが、実は佐賀藩はその先駆だったんですよー!というイベントである。
日本初の「築地反射炉」やら、日本初の実用蒸気船「凌風丸」やら、たしかになかなかすごいのである佐賀藩。知らなくてすまなかった。
そのメイン会場となっていたのが市村記念体育館。坂倉準三設計のかっこいい建物である。
トゲトゲの屋根がかっこいい。それにしてもめっちゃ派手になってるな。
外壁もトゲトゲ。
屋根の中央が窪んでいて、そこから梁が突き出し、屋根に溜まった雨水を落とす樋になっている。て、これ「じょうご谷造り」民家へのオマージュじゃないか?(なにも調べずに書いています)
反対側の雨樋
この日雨だったので、実際めっちゃ溜まってます。
トゲトゲした案内図
中にも入ってみたのだが、佐賀の七賢人が順番にふわっとあらわれるモニターに囲まれて話を聞くコーナーから始まり、「ゼーレだな」と思っていた。
内部の屋根構造などは展示物によりちょっとみられなかったので、とりあえず階段を撮っているようだ。
この市村記念体育館、佐賀県庁の最上階にある無料の展望ホールから、全貌を見ることができる。
特徴的な屋根の形がよくわかるので是非登るべし。会場で佐賀ガチャガチャのひとつがこれだったので超期待を込めてまわしたのだが、七賢人の誰かひとりの銅像みたいなのが当たった。
佐賀平野、平らだなー!!と思っているところ。