2020年の7月、九州の旅。
Go To Travelが始まるとか始まらないとかの時期で、今思うと、変異型ウイルスが広がる前の世界はわりと牧歌的だった。
初めの宿は、ADDress、HafHの双方で泊まることができる、唐津の「KARAE」。
唐津は佐賀県の海沿いの城下町。福岡の市営地下鉄直通で乗り換えなしでたどり着けてしまう。天神からの直通バスもあり、90分ほどで到着した。
コンパクトな城下町のサイズ感が気持ちよく、商店街の中にあるホテルはとても綺麗で快適な滞在だった。
せっかく唐津に来たからには、国の天然記念物「七ツ釜」の柱状節理が見たい。
調べたら、七ツ釜の上にある展望台は公共交通機関でのアクセス難易度が高いが、少し先の呼子から出ているクルーズ船に乗れば、七ツ釜のすぐ近くまで行けるらしい。呼子へは、唐津から直通のバスがあるので楽々たどり着けた。
バスターミナルすぐそばの「マリンパル呼子」から、船が出ている。予約は不要。
乗り場にある切符売り場で切符を買う。
「いか丸号」は割としっかりいかである。「ジーラ号」は割としっかりクジラ。
このような屋外デッキがあって写真も撮り放題。
国の天然記念物「七ツ釜」へ。大きな船だからそんなに期待していなかったのだが、波が穏やかだったこともあって、ズンズン入っていってくれる。
うわ。うわわわわ。
「頭気をつけてくださいね〜」なんて言いながら洞窟の中まで入ってくれた。すごく楽しい。
柱状節理、めちゃくちゃかっこいい。私の中で国内柱状節理暫定1位はここ。
その後も割とゆったり時間をとってくれるので写真撮りまくり。
周辺の岩もかっこいい。
呼子港へ戻る。
呼子は朝市が有名なのだが、到着した頃にはほぼ終わっていたので雰囲気のみ味わう。
そのあと、ちょっと歩いて港の先の方にある温泉施設に行った。
温泉は、内湯からも露天からも海が見えていい感じだった。
隣のみなとプラザで売っていたお寿司を昼ごはんに食べて、いかシュウマイをお土産に買って帰る。