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上野発の夜行列車で故郷に帰る、あるいは寝台特急北陸B寝台ソロの超デラックスな全貌徹底解剖

 

 

乙幡さんが寝台に乗りたいがために2回も出雲に行ったのを見て、なんかどうしても寝台車に乗りたくなってしまった。帰省を利用して乗ってきた。手段と目的が逆だが。

 

裏日本 北陸案内

私の故郷、石川県金沢市がどこにあるかをご存知だろうか。

日本の真ん中に半端ない山脈があって電車が超遠回りしてることをご存知だろうか。

私の貧弱な地理感覚を駆使して地図を描くとこんなかんじ。

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越後湯沢まわりで4時間半、米原まわりで5時間、高速バスなら7時間、飛行機だと羽田⇔東京、小松⇔金沢間を考慮に入れて3時間、近くて遠い日本海、雪国北陸である。まさに裏日本。

 

そんな金沢に寝てるだけで帰れちゃう電車がある。寝台特急北陸である。

 

 

 

折しも発売中のワンダーJAPANは北陸特集です。

 

まず切符を買います。

寝台特急北陸に乗るならどう転んでも絶対確実に超おとくな切符、北陸フリーきっぷをまず買うことをおすすめする。東京都内⇔北陸3県への往復乗車料金、新幹線含む特急普通車指定席料金、さらに富山、金沢の温泉含む主要駅が乗り降り自由で、¥21,400。越後湯沢経由で特急、新幹線をともに普通車指定席で買った場合、普通に買って片道¥12,710(Google調べ)なので、往復すればもうそれだけで得ということだ。

そしてポイントは、この切符さえあれば寝台特急北陸のB寝台のなんと個室が追加料金なしでとれちゃうということ。

 

ネットでいろいろ調べたけど超初歩な切符の買い方からして私は初体験だったので、同じく電車超初心者の皆さんのために書いておきたいと思う。

 

みどりの窓口にならびます(寝台特急はネットや指定席券売機では買えません)

・発売日は1か月前です(週末の寝台特急はけっこう混んでます)

・窓口においてある紙に、乗車券欄「北陸フリーきっぷ」指定席欄「北陸」と、乗車日を記載して係の人に渡します。

 その際、「B寝台ソロ、禁煙、2階でお願いします」と希望を伝えます。

・たばこが吸いたい人は喫煙車両もあります。

・A寝台は全室個室だけど追加料金がかかります。

・1階のほうが広いけど2階のほうが絶対やっぱり楽しいと思う。

・係の人がかっこよく空き状況を調べてくれます。

・個室がとれなくてもあきらめることはありません。とりあえず開放寝台の切符をとります。

・帰り分の切符発売日には、忘れずに帰り分の指定席を買いましょう。

 新幹線で帰ってくる場合には、指定席券売機で「座席指定」をすることができます。

・1週間前くらいから、ふたたびみどりの窓口に通い、ソロの空き状況を調べてもらいます。

・私は結局、乗る日の会社帰り(21時くらい)にみどりの窓口に寄って空きをゲットしました。

・奇跡!でもそのようにしてソロをゲットした人は結構いるようです。

・ちなみにこの日はA寝台~B寝台開放(4人相席)まで、全席満席でした。

 

北陸、すごいんだって。

でも乗ってみて、その人気を裏付ける理由がなんたるかを知った。

 

ただとにかくなんか楽しいのである。

世の中で一番楽しいのりものかも!!寝台特急!!!

 

気になる内部を徹底解剖

外から見たB寝台ソロ。ちなみにA寝台の写真を撮ろうと思ったら旅慣れたおじさんが早速浴衣に着替えてくつろいでいたので遠慮した。

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外から見た開放寝台。1人で乗るには気まずそうな気配。

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共有のシャワー。撮り忘れたけど洗面室も超広々していて快適。

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シャワー室前のラウンジ。

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B寝台ソロ車両の廊下。左側に個室が並ぶ。2階個室へは外付けの階段。

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この車両は喫煙車両なので廊下で喫煙可。廊下にも、折り畳み式椅子がついている。

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2階の全貌はこんなかんじ。

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2階は天井が低くて写真が撮りづらいのだが、1階個室は広々。でも天井低いだけで2階個室もほぼ同じ設備をそろえている。

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浴衣

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スリッパ

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ゴミ箱

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荷物置き場。こんなのなくても余裕で床における広さだったけど。ハンガーまでついてるし。

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有線放送。2チャンネルあって、期待せずまわすとちゃんとムーディーなラウンジ音楽が鳴る。

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照明も全体蛍光灯、読書灯、常夜灯、足下灯と自分専用に4つもあって、どうせ外が見たくて全部いっきに消すんだけどうれしい。

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空調も問題なし。

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鍵は内側からはもちろん、カードキーで外からもかけられる。車掌さんに言うともらえるという噂のカードキーは室内入ったらおいてあった。ただ、かけかたが難しすぎて使わなかったけど!

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折りたたみテーブルと、女子の晩酌セット。

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テーブル前は折り畳み式の肘掛、背もたれ。こういう狭い場所ならではの工夫的仕掛けを見るとうれしくなってしまう。

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しかし乗って5分で私はこの体勢になっていた。そしてあまりの車窓の楽しさに動けなくなった。

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(つづく)