かつて北海道の一大物流拠点であった小樽運河を約40分で周遊するクルーズ。中央橋から南はかつてのレンガ倉庫をリノベーションしたレストランが並ぶ観光地ゾーン、北には未だ現役で使われているかっこいい倉庫もあり、小樽の歴史を感じられる魅力的なコースです。
乗船レポート(2017年5月13日)
小樽駅から外に出ると、まっすぐの広い道の先、海が見えて感動する。
その、まっすぐ海まで歩いて行った先、中央橋のたもとが小樽運河クルーズの発着点。 小樽運河は、戦後に倉庫を壊し、運河を埋め立てて道路とする計画が持ち上がった際に、市民活動により倉庫と運河の半分を保存することとなり、小樽の大きな観光資源となったという歴史がある。
待合室の照明が浮玉でかわいい。
船は屋根ナシだが、シートヒーターがついていてぽっかぽか。
南運河にある倉庫はすべて観光レストランなどが入っている。びっくりドンキーのざっくりしたテラス席が良い。
橋をくぐって小樽港を眺め(この日は強風で港に出られず)、もうひとつ橋をくぐると、船の停泊所になっている北運河。こちらにある北海製罐の工場は現役。
この建物がやっぱりダントツに格好よくて、しかも現役で使われているということだったので素敵。
擬態する卸売市場もちょっといい。
この船は、カフェと貸し音楽スタジオになっていた。
旧日本郵船の建物は、重要文化財。なんで運河沿いじゃないんだろう、と思ってあとで陸路で行ってみたら、手前は「運河公園」になっていた。おそらく、かつてここから運河が伸びていたのだとおもう。
ゆっくり周遊、解説も充実していて、現存の小樽運河を存分に堪能できる良いコース。
全行程動画
※発着地が異なりますが、コースほぼ同じです
クルーズ詳細
開催日 | 毎日。毎月第4火曜日午前中は運休。 |
時間 | 3月時点で10時〜19時半の30分ごとに運航。運航便数は時期ごとに変動。強風など荒天時は運休。 |
発着場所 | 小樽中央橋 |
所要時間 | 約40分 |
料金 | 大人1,500円 小人500円 |
予約方法 | 各便出発15分前までに乗船所で直接購入。または電話予約 |
※最新情報は公式サイトでご確認ください