シカゴ建築財団が運営するシカゴ建築クルーズ。
シカゴは姉妹都市である大阪とよく似ているが、建築クルーズは大阪でいうところの中之島一周クルーズに近く、都心部の高層ビル&近代建築を間近に眺めることができる。
Best Architectural River Cruise Chicago | River Cruise Architecture Tour Chicago
公式サイトからチケットを買うのがおすすめだが、日本のスマホからだと?チケット購入が出来なかったので注意。パソコンからならできる。

乗船場所は、「シカゴ建築センター」の目の前。

ミシガン大通の橋のすぐ横に、リバーウォークに降りていく階段がある。看板も出ているのでわかりやすい。

リバーウォークはとっても素敵な感じだったが、カフェやレストランは朝はやってない(トイレもない)ので注意。トイレは船にある。

いくつかの船着場がある。

リバーウォーク降りてすぐの場所にチケット売り場があり、自分の便が何番のドックから出るか提示してある。QRコードのチケットが必要なのだが、やはり日本のスマホ(というか私のスマホ?)ではアクセスエラーになってしまい、QRコードが表示できなかった。チケット売り場で名前を告げたら、紙のチケットをもらえた。

こちらが乗る船。ゴージャスで、中にサロンもある。

先頭の屋外席に陣取った。

船に、「日本語オーディオガイドあるよ」という表示があったので、いそいそとアプリをダウンロードしたのだが、うんともすんとも音声が出なかった。ただ、同じアプリ内から船の日本語マップにたどりつけたのでそれをみてた。
ツアー中はガイドさんが英語で解説をしてくれるのでなんとなくそれを聞いていた。やたらとそれぞれのビルの窓の数に詳しいガイドさんだった(窓の数の英語だけ聞き取れたというのもある)。

出発。全部を解説すると疲れちゃうので気が向いたところだけ解説しますね。

ミシガン大通でとにかく目立つ建物といえばトランプタワーなのだが、その隣のザ・リグリー・ビルディングもかっこいい。

ミシガン大通をくぐる



すぐに見えてくるのが「とうもろこしタワー」と言われるマリーナシティ。

下の階は駐車場になっていて、とうもろこしの粒のひとつぶひとつぶに、車が納まっていた。バックで駐車してずどーんって川に落ちたりしないんだろうか(しない)。


シカゴ川にかかる橋はほとんどが跳ね橋になっている。

シカゴ名物の高架鉄道も川を渡る。

夜はプロジェクションマッピングされることでも有名なマーチャンダイズマート。

下が尖ってる形が特徴の、150 N リバーサイド。

ここで川のT字路にさしかかり、船はまず北へ。



かっこいい跳ね橋!




Historic Montgomery Ward Complex
アメリカ最古の通販会社の旧本社


Chicago Tribune Freedom Center
シカゴトリビューンの本社であり印刷所。

船を直接つけるようのドアっぽいものがある。

この辺りで船は折り返して、今度は南へ。

Civic Opera House

Chicago Mercantile Exchange



川の地図と現在地が描いてあるビル。


Union Station Power House
広大な鉄道ヤードの脇にある、物流の拠点シカゴの歴史を象徴するかっこいい発電所だが、取り壊しの危機にあるっぽい。
ここで船は再び折り返し。


リバー・シティ・アパートメンツ






観光クルーズ船は橋をくぐれる高さだが、プライベートヨットのほとんどは、橋をがんがん跳ね上げて航行している。








ミシガン湖に通じる河口までやってきた。ミシガン湖クルーズの船は、ここから閘門を抜けていくらしいのだけど、建築クルーズはここで折り返しです。




ちなみにだが、アメリカで他にいろいろ参加したツアーでは日本のツアー参加費との差をそんなには感じなかったのだが(むしろ、宿泊費や食費の高騰に対して相対的に安く感じる)、シカゴ建築クルーズは「お、なかなかのお値段……」という感じだったことはお伝えしておく(90分で60ドルぐらいなので、いまだと9,000円ぐらい。日本の同等のクルーズの2倍か3倍という感じで、物価差を考えれば妥当)。ただ、シカゴに来たらほぼ「マスト」で乗った方がいいやつなので、躊躇せずぜひ乗ってみてください。
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参考になったよという方は、よろしくお願いいたします!