ティーショップ夕日は、明治18年に建てられた「函館検疫所」をリノベーションした日本茶カフェ。眼下に函館湾をのぞみ、海と夕日を楽しめるスポットとして人気。例によって、「函館コンクリートツアー」のサイトでおすすめされるがままに来てみたのだが、このサイト、夕日だけじゃなくて「函館湾をはさんだ対岸にある峩朗鉱山や太平洋セメント上磯工場を見ることができます」としっかり情報を入れてくれるのが最高である。
木の軋む音も情緒あふれる店内には、それに調和するアンティークの調度品が置かれており、リノベーションといってもほとんど使えるものはそのままといった風情が実に良い。
窓側には、海と夕日をのぞむカウンター席がある。
かなり本格的な日本茶のメニューが並ぶ。
大変迷った末に、冷煎茶とくずプリンを頼んだところ、冷煎茶にはお茶菓子がついてくるしくずプリンには冷たいほうじ茶がついてくるしで(メニューにそう書いてある)、一人でふたつ頼んだ人になってしまったけど、どれもめちゃくちゃ美味しいので満足だった。
カウンター席がいっぱいだったので、しばらく室内で待っていたのだが
空きましたよ、ということで移動させてもらえた(確かそうだ。記憶が曖昧だが)。
函館湾には今もたくさんの船が行き交っていて、実に良い気持ち。
ところで、駐車場からお店の外観を撮るとこのような感じで長大なバリアフリースロープに阻まれてしまう。海側から撮るのが正解だが、個人的に長大なバリアフリースロープの写真をコレクションしているため、こっち側からの写真しか残っていなかった。