神奈川県主催の地味ツアーに参加。
地下にあるかっこいい遊水地とか貯水池とかを見学させてもらえる良いツアーであった。
桜木町からバスで出発し、川和遊水地へ。
市営地下鉄の車両基地の地下にあるという萌えポイントを備えた遊水地である。
堤防の高さを超えないように水を貯めることが目的なので、メンテナンスのための進入路の入り口にも、堤防の高さまで水門が設けられている。
おおおー
過去に記録した最大水位などを教えてもらう。
遊水地というのは、どのくらい水を貯めるかを計算によって決めてそれに従って設計されているので、土地があればある分だけ作っちゃうということではない、ということであった。そうなんだ〜。
排水樋管は、巨大な遊水地に対してかなり小さい。人がかがんでも通れないぐらいの大きさ。お風呂の栓みたい。
見学用に掃除してくださってあった手前部分と違って、奥の方には少し土砂が溜まっているけど、水が入ってくると自然と撹拌されて流されるそう。あと、川と同じ勾配がつけられているそう。そうじゃないと、出口のところで高さが合わなくなるから。そりゃそうか。
越流堤はある水位を超えると自動的に水が流れ込んでくるようになっている。
車両基地がこの上にあると思うとなかなか胸が熱くなる光景。車両基地がこんなに都合の良いところにあるのはたまたまで、車両基地のための用地買収が進んでいたのをこれ幸いと遊水地として整備したのだそうです。
つづいて、町田市との県境に近い場所にある恩廻公園調節池。
この砂場は、一定の水位を超えるとどんどん水が入ってくる。雨が降ってきたら遊んじゃいけない場所。ここで、砂を沈殿させて
ここから水を地下に取り込む。
ここはゴミを外に出すためのベルトコンベアが整備されてた。
この内側、地下7階。上の丸いところから水が渦を巻きながら落ちてくる。
水が溜まるようになっていて、ここで一旦水の勢いを受け止めて
少し上空の壁に空いている大きなほうのトンネルから出て
こっち側にずざざーと流れ込む
やたらかっこいい。
ここは約600メートルにわたるトンネルになってる。
やたらかっこいいので、撮影にも使われているそうで、『翔んで埼玉』のポスターが置いてあった。
恩廻公園調節池の概要|川崎治水センター - 神奈川県ホームページ
最後は、矢上川地下調節池の工事現場へ。
川のうえに土台が組まれて
あのかっこいい立坑を徐々に掘っていく作業が行われていた。頑張ってください。