せっかくのエイプリルフールなので、うそみたいなほんとの話を書こう。
先日3月27日に満を持して開催された高架橋脚ファンクラブ第1回ツアー、さがみ縦貫道編。なにがどうしてこうなったか、最終的に、第1回にして私は、橋脚の上に立っていた。
(撮影 by 大阪支部長カオスさん)
えーと、順を追ってご説明いたします。
- AM11:00 湘南鎌倉名物 鯵の押し寿司を買占め
午後からのツアーがある日は午前中に有志によるオプショナルツアー。というのが既に定型化しているが、本日のオプショナルツアーコンダクターは、我らがけたかかり長、errieさん。
みんなで鯵の押し寿司とテトラを買って海岸に行こうというプランである。
朝から10名以上のコアメンバーが勢揃い。バスで海を目指す。
驚異の鯵乗車率
そしてんまかった - AM12:00 茅ヶ崎名物 テトラポットを買占め
問題のテトラポットは、予想外の超おしゃれなお店、SPORTIFさんでみんなで購入。
お店の方に在庫をありったけ出してもらうなどして文字通り買占め。
茅ヶ崎名物テトラポット
買ってきたテトラポット(画面中央) - AM12:30 テトグラビア撮影会
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「いやー1個じゃちょっと弱いね、もうちょっと...20個くらいないと」
「あるけどね、ここにいるみんなのあつめたら」 - PM13:30 西久保JCT ビフォアアフター
ビフォア
アフター
ビフォア
アフター!
西久保JCTは下見のときよりもさらにかっこよさに磨きをかけていた。
いきなりここからスタートしたうえに時間が限られているということで、全員、ものも言わずに写真を撮りまくりである。 - PM14:30 寒川北ICで起きた奇跡
奇跡その1:
あまりの素敵さに第一の関門となった西久保JCTからの移動だが、団結力でもって20分に1本の相模線に間に合う。
奇跡その2:
土曜日も作業中の現場だが、この時間、たまたま高所作業をしている方がいらっしゃらず、安心して真下の道を通らせていただいた。
奇跡その3:
通り終わろうかというときに、ちょうど安全確認作業が終わった
作業員の皆様が事務所から登場
奇跡その4:
大阪から、出張ついでにきてくれたttiger参謀がスーツ姿だった
=なにかの公式イベントかと現場の方が勘違い、声をかけてくださる
奇跡その5:
そそくさと退散しようとした会長とちがって会員の皆さんはみんなちゃんとしてた、
本日の主旨を現場の方にご説明、会長呼ばれる
奇跡その6:
きょうは作業に余裕があるので、よろしければ説明しますか、というありがたい申し出をいただく。
奇跡その7:
せっかくだから、あそこの橋脚のぼりますか、という、ありえない申し出をいただく!
「鋼製じゃなくてすみませんが」とよくわからない謙遜をされ、
「いえいえいえ、RCも大好きです!」とよくわからない世辞を言う。
ちなみに鋼製のエリート橋脚はコチラ。特別扱い感むんむん。
いそいそとのぼる会員たち。橋脚上空までは20mほど。完全業務仕様の階段をゆく。
そしてのぼった先は!この景色だよ!うひゃー!
橋脚上講座、ゴム支承。 「ゴム師匠!」「いえ、ゴム支承です。支・承。」
しかし西久保JCTで「あのはしご、のぼりたいですよねぇ」とため息交じりで言っていたのが、こんな最速で叶ってしまうとは。
こんなところから高架の構造を、しげしげ見ることができるとは!
ちなみに落橋防止装置(=ラッキーさん)ラバーとして知られるけたかかり長も、まさかのラッキーさん直タッチに興奮している模様であった。だよね。
橋脚のしたで一同満面の笑みの集合写真を撮らせていただいたり、大満喫で寒川北ICをあとに。
橋脚かっこいい、かっこいい、と騒いでいる我々だが、いちばんかっこいいのは現場の皆様の心意気ではないか。
そんな奇特な団体は当ファンクラブ以外にあまりないかとは思うが(実際、現場の皆さんも我々以上に我々の興奮ぶりに驚いていらっしゃった)、団体での見学は歓迎なのでぜひ事前に連絡してもらえれば、とのこと。
突然おじゃまして本当にすみませんでした。そして丁寧なご対応、本当にありがとうございました! - 16:30 海老名JCTでフィナーレ
クライマックスを予定していた海老名JCTだが、奇跡の展開のあとですっかりエンドロール的役割に。しかしここもエンドロールには勿体ないくらいの素敵な曲線である。
個人的には海老名JCTさんのメカメカぶりが気になった。 - 21:00 金港JCTも当然観に行く一同
横浜に移動して打ち上げ、会場の個室の窓から見えた橋脚が気になりすぎたので、書記長と有志で打ち上げ解散後に金港JCT観に行こうとすると、「なんだよぅ、ゆってよぅ」というわけで、時間に余裕のあるほぼ全員のメンツが観に行く。
だって夜のジャンクションって素敵なんだもん。
あーたのしかった!
エイプリルフールだし、まじめなことは書かないよ、でも、また行こうね、みんな。