世界遺産「明治日本の産業革命遺産」に登録されているものは順番に回っていっている。そういえば韮山反射炉をまだ見ていなかったな、と思ってちょっとカブで行ってきた。
【世界遺産登録決定】明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業
韮山反射炉｜韮山｜ストーリー&サイト｜明治日本の産業革命遺産
世界遺産に登録されてから建てられたのだろう、立派なガイダンスセンターがある。
チケットを買って、ガイダンスセンターで映像を見たりしたのち、外に出て反射炉の近くへ。
東京湾防衛のため「台場」に砲台が作られ、そのための幕府直営の大砲鋳造所が韮山に作られた。
耐火煉瓦で作られた炉体部が残っている。Xの鉄骨トラスがすごく特徴的だけど、これは昭和32年に補強でつけられたもの。
大砲鋳造のために建設された反射炉は国内で11基、現存するのは3基（萩反射炉・薩摩旧集成館反射炉跡・韮山反射炉）。その中でも最も保存状態が良く、実際に稼働したことが確認されているのが韮山反射炉、とのこと。
正直、他の場所に比べて韮山は相当地味なので、なんでこんな場所に？と思うのだが、当初、もっと下田港に近い場所に建設する予定だったものの、ペリー艦隊の水兵が侵入する事件があって、韮山代官所の近くに場所を移すことになったそうだ。
世界遺産なので、ガイダンスセンター同様めちゃくちゃ展示がしっかりしている。
「明治日本の産業革命遺産」の構成施設は、どんな施設でも（めちゃくちゃ地味マイナー施設もある）必ずボランティアガイドさんがいて解説をしてくださるのだが、それが世界遺産登録の条件になってるんだろうな、多分。
水車を動力として砲身の内側をくり抜くための錐台小屋があったので、反射炉の近くには水路も整備されている。
確かそういうことだったと思うが、水路の写真をいっぱい撮ってあった。
さてこの時は、清川村から小田原のADDress拠点を経由して南伊豆拠点まで行って帰ってきたのだが、帰りはいつもの東伊豆の海沿いではなく、伊豆の真ん中と箱根を通ってみた。
「なんか今すごい道走ってるな」と思ったところをあとからGPSログ見てみたらちょっと面白かった。
河津七滝ループ橋をぐるぐる登ったところ
国道１号が新しいルートに付け替えられてたところ
箱根七曲り
