1970年刊の『わたしたちの地理』にうつってるのと同じ景色を観に行くツアーの日。
DPZで記事にしましたんで本編はそちらを。
@nifty:デイリーポータルZ:1970年の東京の風景を探しに行く
http://portal.nifty.com/kiji/130712161141_1.htm
記事のラストを感動的にしめくくった東京駅は、はじめ「TOKIAからみえるかなー」なんて観に行ったらぜんぜんみえなかった。
あと、丸の内のオフィス街、と書かれてる場所も完全に様変わりしてて、ぜんぜん特定できなかった。
霞ヶ関で印象的だったことは、重文の法務省庁舎だが、いかにも立派な門が建ってるんだけど70年当時の写真には来んな門、陰も形もないということである。復元なのかな?
で、空撮写真との比較はコメントでも指摘されてたけど、ものすごく撮るの苦労した。
ほぼ比較できてないというのが事実。
霞ヶ関を上空からみようと、近所のホテルの最上階(霞ヶ関ビルと同じ36階)へおもむくも
窓があるのは反対側。
霞ヶ関方面に面しているのは会員制囲碁クラブだった。
うろうろ前を通り過ぎて不審がられながら、思い切って受付のひとに外の写真だけ撮らせてほしい旨を伝えたらOKをいただいて撮ったのがこれ。
ああ!現代じゃ36階なんてぜんぜん高くない高さだった!
というわけで、霞ヶ関ビルとはちょっと方角ちがうのだが、その左側に広がっているビルにょきにょきの写真を比較用につかいました。ごめんなさい。
紹介しなかったところでは、多摩ニュータウンとかもけっこうヤバかった。ニュータウンツアーは一度やりたいんだよねー。
いまの社会科の内容と比べようとおもって、小学5年生の社会の参考書買ってきてみたら、自分のときと学習量がぜんぜん違って、俺ってやっぱりゆとりだわ、とか思った。小学5年の社会の時間って、みんなで天ぷらそば食べて日本の食料自給率について学んだ思い出しかないなー(国立だったんで年に1回、先生達の授業発表会みたいなのがあった)。あまり記事でふれなかったけど、北九州工業地帯がかわいそうな扱いになってる。
これの、大阪&神戸編も手に入れたんだけど、これがまたさらにヤバかったのよね。工業地域と神戸港の規模感が、なんかもうべつのもっとでかくて人口も多い国みたいなことになってて。大阪、そりゃヤバいはずだわと思った。ただ、やっぱり空撮が多いから実際に比べて記事にするのは難しいかもしんない。なんかの機会に発表できるといいな。
取材途中に霞ヶ関ビルディングの前で屋外エスカレーターになりたくてなりきれなかったやつを見つけた。