1/3夜、福岡行きの飛行機に乗るため小松空港へ。地震の影響や、前日に起きた羽田の事故の影響などがあるかと思ったが、大きな混雑はなく(むしろ空いていた)、保安検査を終える。
小松発羽田行きの何便かが大幅に遅延したり、あげく欠航になっているのを見る。福岡行きも到着機遅れで1時間遅延したが、一応飛ぶようだ。しかし予定時刻の時点で既に門限の22時を過ぎているので、これ以上何かあれば北九州着になったり、引き返したりするのかもしれないな……と少し覚悟した。とびたつときに、救助ヘリがたくさんとまっているのが窓から見える。どうかどうか、能登の皆さんを助けてください。
機長がアナウンスで、遅れたけどショートカットと安全上問題ない範囲の速度アップで巻きますぜ!とがんばってくれて、22:20に福岡空港に着陸。しかし、駐機場混雑のため30分以上ここで待つ見込みとのこと。上空待機だったら、もう着陸できない可能性がかなり高かったのでギリギリだった。結局そこまで待たず、22:40ごろに駐機場到着。
荷物受取所も、どうやら羽田からきた荷物の受取なのか、欠航便の荷物の受取なのかでたいへん混雑していた。しかし、飛行機から降りるときも、ここでも、我先に降りようとしたり、乗務員さんに詰め寄ったり怒声をあげるような人はなく、皆昨日の事故のことが教訓として深く胸に刻まれているのだなぁという気配があった。
なにもなくても1年で1番忙しい日に、次々と変わる状況に冷静に対応し、無事に皆を送り届けてくださった皆さんに感謝しかない。