ゴールデン・ゲート・ブリッジの下をくぐりぬけるサンフランシスコ湾の遊覧船。
日本語のオーディオガイドがあり、サンフランシスコの街並みや歴史について詳細に解説してくれるため、サンフランシスコに初めて訪れた人にとてもおすすめの船です。
Red and White Fleet 社の3つのクルーズ
サンフランシスコ湾のゴールデン・ゲート・ブリッジを観に行くクルーズは、Red and White Fleet 社が運航。
ゴールデン・ゲート・ブリッジを観に行く60分のクルーズ、ゴールデン・ゲート・ブリッジとベイ・ブリッジを観に行く90分のクルーズ、日没に合わせて運航するクルーズの3種類がある。
- Golden Gate Bay Cruise(60分)
- Bridge 2 Bridge Cruise(90分)
- California Twilight Cruise(90分)
チケットの買い方・乗船場所
乗船場所は、フィッシャーマンズワーフのPier 43 1/2。
Google Map で Red and White Fleet と検索すると、出てくる。
わかりやすいチケット売り場があり、当日のクルーズの時刻も表示されている。
チケットを購入したら、15分前までに乗り場に集合する。
ウェブサイトから予約も可能。
乗船場所。大きな2階建ての船。
席は自由席。2階席はすべて屋外で、席数も豊富。ただし陸上よりかなり寒いので防寒・防風の準備をしたほうがいい。
日本語対応について
スタッフの人は全員英語だが、親切。
日本語オーディオガイドを無料で貸し出してもらえるので、解説は全て日本語で聞ける。
Bridge 2 Bridge Cruise 乗船記(2023.5.4)
最初は、サンフランシスコの急な坂道のある街並みを観察するのがとても楽しい。
オーディオガイドもとても詳細にサンフランシスコの街並みや歴史について解説してくれるので、ためになる。
1915年に開催されたサンフランシスコ万国博覧会のためのイベント会場として作られた、パレス・オブ・ファイン・アーツ。
ゴールデン・ゲート・ブリッジの橋のたもとには、南北戦争時代の要塞であるフォート・ポイント国立史跡がある。
1937年に完成したゴールデン・ゲート・ブリッジ。特徴的なオレンジ色がとても綺麗。オーディオガイドでは、このオレンジ色を維持する塗装のためのゴンドラがつけられていることなどを解説していた。
ゴールデン・ゲート・ブリッジをくぐって船は折り返し、今度はアルカトラズ島が見えてくる。1963年まで連邦刑務所として使用されていた島。
こちらのクルーズでは、島の周りをなめまわすようにゆっくり航行してくれるので、全体像を見るにはおすすめ。
60分のクルーズではこのあとフィッシャーマンズワーフに戻るが、Bridge 2 Bridge Cruiseの場合は、オークランドとサンフランシスコを結ぶベイ・ブリッジまで航行する。サンフランシスコ市街中心部の高層ビル群が見えてくる。
こちらのエリアは、特徴的な形の建物が多くおもしろい。オーディオガイドによれば、サンフランシスコでは「高層ビルの屋根は平にしてはいけない」というような制約があるというようなことを言っていた(うろ覚え)。
1898年に建てられたフェリー・ビルディングはラッピング中。今も、サンフランシスコとオークランドを結ぶフェリーが運航されている。
坂道に密集する住宅がとてもおもしろい。
それぞれのピア(桟橋)ごとに、色々な使われ方がされているのもおもしろい。
ゴールデン・ゲート・ブリッジだけでなく、サンフランシスコの中心部をぐるっと海から一望できるクルーズで、地理や歴史の把握が捗るので、とてもおすすめ。