「みかん山モノレールに乗ってみたいぞ」と思ったのは、萩原さんのこの記事を読んで以来なので、10年以上その思いを胸に秘めていたのだが、四国で夢を叶えてきた。
乗ってきたのは、コミケでゲットした「みかん山モノレールの本」という素晴らしい同人誌に載っていた、「奥祖谷観光周遊モノレール」。乗車時間は約65分。全長4600m、高低差590m、最大傾斜度40度、最頂標高1380mという、かなり気合の入ったモノレールである。
当初ロープウェイの建設が計画されていたが、環境を守るために産業用モノレールを活用して設置することになったとのこと。
うお、これだ!
かわいい〜
「駅舎」まで行ってチケットを買うと、乗車時間を指定してもらえるので、時間になるまで併設されている「いやしの温泉郷」でご飯を食べたりお風呂に入ったりして待つ。
私の番が来ました。乗るぞー。座席は傾斜に合わせて自動で動く仕組みだったと思う。
あ、なんだこれ。すごく楽しい。
楽しい楽しい!
この辺りから単線になってぐるっと森の中を回る。
たまに鹿とかもいます。
絶景じゃ絶景じゃー
ここから下りです
そもそも乗車時間が1時間以上とめちゃくちゃ長いのだが、機材トラブルでちょくちょく止まったりもしてて、そうすると自分でブレーキをかけて復旧まで山の中で待つ、みたいなことになったりしてた。みかん山モノレール、なかなか大変である。
でもすごく楽しいんだよな〜。
コロナ禍のためか2021年度は休業していて、あのトラブル頻度だともしかしたら復活はないのかもしれないとも思うが……。
ゆっくりゆっくり、山の中を堪能した。
道中見かけた本物の産業用モノレール。モノレールはいいぞ。