移動の記録

『すごいエスカレーター(エクスナレッジ)』発売中!ライター田村美葉の個人ブログです。建築・アート・ジオ・インフラツーリズムなど、ほんのりマニアックな旅の情報をお届けします。2019年8月から多拠点生活中。

新幹線駅が乗っかる三原城跡

三原駅の目の前にある三原城跡は、毛利元就の三男・小早川隆景によって建て始められたと言われる城。建てられた当時は海に面した「浮城」とも言われていたらしい。現在、天主台や舟入櫓の一部が残っていて、三原駅の出口を出て、徒歩0分で到着できるアクセス抜群の観光地になっている。

というか、山陽本線の線路が城を突っ切っているのである。城を迂回するルートも考えられたが「別にいんじゃね」となって最短コースが取られたとのこと。ひどい。今はそれにさらに新幹線の駅が乗っかってよりひどいことに。

 

地図で見ると完全に城の上に駅が載ってるような状態。ひどい。

 

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三原駅の北口へ進むとこのような感じで、駅の出口=城である。

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というか、城の石垣をくりぬいて、駅への通路がある。

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文字通り、駅に乗っかられている。

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しかし、残ったお堀の側から見るとかなり立派な天守台で、裾広がりな形が美しい。「アブリ積み」という特殊の工法だそうです。

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乗っかられている様子のわかりやすい写真もあった

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うむ、そうか(天守台には登れます)

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天守台登って、上からの眺め(登ってはならぬのはお堀の向かい側にある小さい台みたいなところ)

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さっきの通路とは反対側

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なんかここだけ石の積み方が雑だが、できた時代が違うらしい(たしか)

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謎の親水スポットもあった

城マニアの方のブログを読んでいたら、本来広島藩には「広島城」があるので、「一国一城令」に基づき江戸時代に壊されていても不思議ではなかったとのこと。駅ができたときも、ギリギリ天守台は残ってヨカッタ!という見方も。いずれにせよ、いろいろ面白いし地味かっこいいのでおすすめです。

presented by 東京エスカレーター / CC BY-NC 4.0