瀬戸内海汽船によるおしゃれな新造船「SEA SPICA」で、半日ずつののんびりクルーズが企画されていると教えてもらって、早速行ってきた。
瀬戸内のことはもともと好きなのだが(岡山とか高松とかにしょっちゅう行くのはそのせいである)、もっと好きになる素敵な船旅だった。
瀬戸内しまたびライン│「SEA SPICA」で巡る瀬戸内の旅
三原港から広島港まで。島に上陸しての休憩入れて、100km5時間ののんびり旅。
三原港を出発
ピカピカでおしゃれな「SEA SPICA」
1階の売店でアルコール類含めて販売があって、リラックス&ラグジュアリーな感じの船なのだが、就航後最初の土曜日ということもあって満席、大賑わいだった。ガイドさんも乗車しているのだが、この船尾の特等席にずーっといたためほとんど何言っているか聞こえず(いつものこと)。降りる間際になって少し聞いていたが、「瀬戸の花嫁」を歌い出したり、昨今の時事問題を井戸端会議的に論じたりクイズを出題してみたりといった、古き良き昭和のガイドさんスタイルであった。
そんなわけで、乗ってる間も、今どこにいるのかとか、あの島がなんという島であの橋がなんという橋かとか、あんまり意識せずにぼんやり楽しんでいたのだが、帰ってきて写真を見てみたらますますどこの写真だかわからなくなったので、時系列無視して紹介する。
造船所とかクレーン
ガンツウ
山
なんだかよくわからなかったもの
大久野島
御手洗
とびしま海道の大崎下島にある「御手洗」は、天然の良港として江戸時代に大変栄えたところ。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
西向きコースでは、大久野島(30分)と御手洗とで上陸休憩タイムがとられていて、御手洗は小グループに分かれ、ガイドさんが街並みを案内してくれた。
楽しいが、小グループといってもそこそこ大人数での移動なのと、なかなか駆け足での散策であった。ここはまた来よう。
広埠頭
音戸の瀬戸
呉港
翌日、呉の軍港クルーズを予約していたのだが、SEA SPICA も大盤振る舞いでじっくりゆっくり航行してくれちゃったため、これが軍港クルーズでは…?という感じであった。
日本製鉄の製鉄所も大盤振る舞い
5時間、船に乗りっぱなし(ついでに半分ぐらい立ちっぱなし)で、そこそこ体力が必要であったものの(一部のマニアには。普通の方は普通に座って楽しめます)、最初から最後まで大変眺めが良く、揺れたりも少ないので、オススメのクルーズである。