エスカレーターマニアの移動の記録

エスカレーターマニア。船に乗る人。原付で旅をします。

新造船「SEA SPICA」で巡る「瀬戸内しまたびライン」西向き航路乗船記

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瀬戸内海汽船によるおしゃれな新造船「SEA SPICA」で、半日ずつののんびりクルーズが企画されていると教えてもらって、早速行ってきた。

瀬戸内のことはもともと好きなのだが(岡山とか高松とかにしょっちゅう行くのはそのせいである)、もっと好きになる素敵な船旅だった。

瀬戸内しまたびライン│「SEA SPICA」で巡る瀬戸内の旅

 

三原港から広島港まで。島に上陸しての休憩入れて、100km5時間ののんびり旅。

三原港を出発

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午後の西向き航路の集合場所、三原港。午前中に広島からやってきたSEA SPICAがここで折り返す。

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しまなみ海道通ってない島含めて、たくさんある島と本州を結ぶ大切な港なので、時刻表とか改札とか実直な感じで大変好感が持てる。

ピカピカでおしゃれな「SEA SPICA」

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船がやってきた。今年7月に進水式したばかりのピカピカ。

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いちおう1階の席が割り振られているのだけどそこには座らず

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ずっとオープンデッキの気持ち良い2階にいた。

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船尾には眺め最高の特等席もある

1階の売店でアルコール類含めて販売があって、リラックス&ラグジュアリーな感じの船なのだが、就航後最初の土曜日ということもあって満席、大賑わいだった。ガイドさんも乗車しているのだが、この船尾の特等席にずーっといたためほとんど何言っているか聞こえず(いつものこと)。降りる間際になって少し聞いていたが、「瀬戸の花嫁」を歌い出したり、昨今の時事問題を井戸端会議的に論じたりクイズを出題してみたりといった、古き良き昭和のガイドさんスタイルであった。

そんなわけで、乗ってる間も、今どこにいるのかとか、あの島がなんという島であの橋がなんという橋かとか、あんまり意識せずにぼんやり楽しんでいたのだが、帰ってきて写真を見てみたらますますどこの写真だかわからなくなったので、時系列無視して紹介する。

造船所とかクレーン

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瀬戸内の造船所のカジュアルな感じが好き

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船の切れ端を載せて浮いてたやつ

ガンツ

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海に浮かぶホテル、ガンツウもいたよ

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モサー

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モッサモサ

なんだかよくわからなかったもの

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大久野島

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御手洗

とびしま海道大崎下島にある「御手洗」は、天然の良港として江戸時代に大変栄えたところ。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

西向きコースでは、大久野島(30分)と御手洗とで上陸休憩タイムがとられていて、御手洗は小グループに分かれ、ガイドさんが街並みを案内してくれた。

 

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楽しいが、小グループといってもそこそこ大人数での移動なのと、なかなか駆け足での散策であった。ここはまた来よう。

 

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この日はずっと海が凪いでいるなぁと思っていたのだが、御手洗を過ぎたあたりから、めちゃくちゃ水面が綺麗だった。

広埠頭

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広埠頭の工場。前日に泊まった場所が広だったので、このあたりから「お、ここかぁ」となってくる

音戸の瀬戸

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日本一短い航路「音戸渡船」で有名なところ

呉港

翌日、呉の軍港クルーズを予約していたのだが、SEA SPICA も大盤振る舞いでじっくりゆっくり航行してくれちゃったため、これが軍港クルーズでは…?という感じであった。

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日本製鉄の製鉄所も大盤振る舞い

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呉を過ぎるあたりで徐々に夕景に

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ずーっと曇ってた日だったのだが、綺麗な夕焼けを見ることができた

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プリンスホテル専用桟橋で、団体ツアーの方々をおろし

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広島港でゴール。

5時間、船に乗りっぱなし(ついでに半分ぐらい立ちっぱなし)で、そこそこ体力が必要であったものの(一部のマニアには。普通の方は普通に座って楽しめます)、最初から最後まで大変眺めが良く、揺れたりも少ないので、オススメのクルーズである。