今年の2月ぐらいにその存在を知って、うっかりお試し月会員を申し込んでいた、多拠点居住サービスのADDress。9月か10月あたりにまとめて休みをとって、使い倒すぞー、と会員権を温存してたのだけど、もう、とにかく、あまりにも暑い。家にいてエアコンつけてても暑い。カフェがどこも混んでいる。となって、避暑のために使うという自分でも思ってもなかった理由で、8月の1ヶ月間、試してみることにした。
うっかり申し込んだ時の記録はこれ。
会員にならないとログインできない予約ページ。これをずっと待ってたのだけど、いざログインしてみたらこれが、すごくすごく楽しい。全国にある拠点の中から、合計で14泊分まで一気に予約できる(宿泊完了すると予約できる泊数がもどる)というシステムなのだけど、お金払わなくていいじゃらんみたい。今まで、「いつどこを予約すれば、いちばん得か?」ということが、けっこう大きな旅行計画のウェイトを占めていて、私はそれを考えるのがそんなに好きじゃないということに気づいた。空いてさえいれば好きなところに泊まれる。それだけで旅行ってこんなに自由なのか。
当日、都内での取材を終えてからカブで清川拠点へ。田園都市線をどんどん下っていくルートでおもしろかった。ほんとは宮ヶ瀬ダムにちょっと寄り道して行こうと思ってたけど、厚木近くのコンビニで暑さの限界がきて、こりゃ今日は無理だと直接向かうルートにしてみたら、厚木、本厚木からならもうあっという間で着くんじゃん、ということがわかって、清川村、近いなー。旅行の友brinnoちゃんをうっかり忘れてきたので道中写真なし。
246をそれて山道に入っていくと体感温度がどんどん涼しくなっていく。多摩ニュータウンのつくられた自然に比べると、こちらも人工のものではあるわけだけど、ガチな山村の風景がどんどん広がってきて、夏休みはこうでなくちゃという気分に。
ついた。すごく夏休み感のあるおうち!
二間続きの共用のリビング(ひと部屋は家守さんのお部屋)
そして個室!
この窓からの風景が気に入りすぎて、ずっとここで仕事してた。
清川の平屋、木造だけど広縁に囲まれた構造で南側に空気の層があって、すごく涼しい。いいなぁ。
お仕事から帰ってきた家守さんにご挨拶したのち、ちょっと周辺のお散歩へ。
ちなみに家の前は噂に聞いていたとおりの急坂。カブちゃんは1速で気合を入れれば登れた。
近所の道の駅。宮ヶ瀬ダム来たときに、ここ寄ったことあるじゃーん!てなった。バイク乗りのひとたち的にも有名ツーリングロードだし、多数、観光客がやってくる場所でもあります。
道の駅2階にもちょっとゆっくりできるスポットがある。地元の野菜やお米以外に肉類なども充実してたので、道の駅で十分食材は揃う。ただ、18時で閉まる。はやい。寄らなかったけど隣のドラッグストアにも食材があるそうな。
ADDress直営の拠点はどこもコワーキングスペースを設けているのが特徴で、清川の場合は共用リビング以外に近所のイタリアンレストランの2階にあるシェア会議室がつかえる。ぜんぜん、共用リビングでいいけどなー、て今回は使わなかったけど、たとえばVtuber studio的に使ったりもできそうで、便利そうだ。
夜は、家守さんと一緒に、拠点のほぼ目の前にある中華屋さんへ。唐揚げラーメンが美味しかった。
翌日、ほんとはチェックアウト11時なんだけど本日宿泊の方はいないということで、ちょっと涼しくなる時間までいさせてもらって、少し遠回りして宮ヶ瀬湖を一周するコースで多摩へ帰る。これが、ツーリングコースになるのも頷ける最高の道で(写真なし)、多摩までの道のりもかなりあっという間だった。また来たい。清川。