エスカレツアーの日の朝は、@hachim088さんと@kakuyodoさんが、まさかのオプショナルツアーを実施してくださった。これがまた、「東京カジュアル地下ツアー」と題されながらも朝から東京の地下街をかけめぐるディープかつマニアックな行程だったのである。
まずは、日比谷自動車駐車場。こちらでなんと、所長さん自ら「待ってました!」とばかりに案内してくださり、めったに見られないところを案内してもらったり、めったに動かない機械を動かしてもらったり。日比谷自動車駐車場は昼間30分200円、夜間150円の地域最安値水準、年中無休24時間皆様の快適な観光&お買い物をサポートいたしますよ!(大宣伝)
でっかい換気装置と、でっかい自家発電装置と、でっかい防火装置。なにせ日比谷公園の下に広がる巨大駐車場なので、なんでもかんでもでかい。たのしい。
パイプ萌え。
暗すぎてうっかり油彩みたいになったパイプ。つくづくパイプ、いいねぇ。
だれもいない地下駐車場というのは非常にフォトジェニック。
当然、洋の東西を問わず鑑賞してる方はいらっしゃる。
参考:
パーキング・アンダーグラウンド from Japan
Garages : Branislav Kropilak from Slovakia
しかし地下駐車場の中でもわたしがいちばん興奮したのは、都心の駐車場が直接首都高につながっているという事実。この入口が車がびゅんびゅんと走る高速な空間に直接つながっているとおもうと、心がぞわぞわわくわくするのは私だけだろうか。思わず地下街で歓声あげた。
八重洲地下街にいらっしゃったヤン=ヨーステン・ファン・ローデンスタイン(和名 耶楊子)さんと、浅草駅にいらっしゃったマーキュリーさん。ヤンさんはレアキャラなのでともかく、マーキュリーさんは主要な地下鉄駅にはけっこういらっしゃるらしいのだが、私もこの日、見つけるとは駆け寄って嬉しそうになでなでする、改札外連絡マニア(ってなんなのか気になるでしょう。気になるよね)のあべさんと御一緒して初めて知った。いやー、都心の地下街は美術館だね。まだまだ見ているのに見ていないものがいっぱいあるようだ。
後半は、シールド全開の国会議事堂前駅を経由して
浅草地下街へ!
ここ、知ってたけど、入ったことなかった。こんな濃厚な空間だったとは!みんなでくるとおもしろい場所だ。
最後は松屋浅草の赤ベルトエスカレーター全面推しのポスターという絶妙な伏線で、午後のエスカレツアーにつなげるのである。(つづく)