白川郷は岐阜県なのだが、愛知や岐阜に行ったときにちょっと行き方を調べたら、「金沢から車で行くのが一番早いな」ということになり、帰省の時に行く場所としてあたためていた。
「せせらぎ公園駐車場」に車を停めて橋を渡り、てくてく歩いていく。世界遺産に指定されたこともあって、街のなかには観光車両が入らないよう工夫されている。
白川郷の合掌造り集落は、今でもそこで生活が営まれていることが世界遺産指定を受ける際に高く評価されている。駐車場からメインストリートまでの道々にも、今も大切に使われているおうちがたくさん。かわいい。
こちら観光メインストリート。
メインストリート沿いの合掌造りの小屋は、お土産物屋さんだったりする。これは公衆トイレである。
なんかすごく秋って感じの写真が撮れた。
こちら国指定の重要文化財「和田家住宅」。中を見学できるおうちはいくつかあるのだが、重要文化財はここだけ。
白川郷行こうという話をしていたら、父が「NHKでたまたまやってた」と言って、かなり古い屋根の葺替えの風景を記録した映像を録画しておいてくれたため、田村家は予習ばっちりなのだった。合掌造りの家の1階には囲炉裏があり、この囲炉裏の煙によって屋根が燻されることによって、虫を寄せ付けにくくする。
かつては養蚕を行うための場だった4階屋根裏。
めっちゃでかい針のようなもので、屋根をグサグサ刺して、縄を渡し、萱を固定している。
和田家をでて、バスターミナルから展望台へと向かうシャトルバスに乗る。
ブルーノ・タウトが感動するのもわかる、とてもモダンでかわいい合掌造りである。
展望台からは下り坂なのでてくてく歩いて帰ってきた。
合掌造りの真似をしている放水銃置き場がかわいい。
水路の水がめちゃくちゃ綺麗
世界遺産とか混雑しがちな国内観光地を巡るなら、まだまだ海外からの観光客の方が少ない今が最良のときなのは間違いない。白川郷、おすすめです。