秋田からさらに北上して、十和田湖へ。十和田湖畔のホテルに泊まる。
日が沈む前に、西湖畔の展望台から。
十和田湖は世界最大の二重カルデラと言われていて、大きな「十和田カルデラ」と、深くて小さい「中湖カルデラ」の2つが重なっている。カルデラ、大好き。
十和田ビジターセンターの模型より。真ん中の深いところが、後からできた「中湖カルデラ」。
十和田湖は青森県というイメージがあったのだが、実は青森県十和田市と秋田県小坂町にまたがっていて、つい最近の平成21年にやっと県境が決定したらしい。
奥入瀬渓流を車で走っていると県境を越えるので、カーナビがはりきってお知らせしてくれた。
ホテルのエレベーターに「休屋早朝自然散策」のポスターが貼ってあって、朝6時からか〜と思いつつ寝る。
翌朝。ちゃんと早起きできたので、ガイドツアーの集合場所へ。
ホテルから歩いて行けちゃうのだけれども、ホテルの庭っぽいところに秋田県と青森県の県境があって面白かった。
ガイドツアーは十和田湖の伝説だったり、生えてる木の名前だったり丁寧に教えてもらえていい感じだったのだが、例によって時間が経ってるのでうろ覚え(すみません)。
まずは湖畔の散策コースから。
すぐ見えてくるのが「恵比須大黒島」。
十和田火山の中央火口丘溶岩が露出したものだそうで、なかなかいいぞ。
火山っぽい石が落ちている。(ちゃんと説明してくれたはずだが忘れた)
続いて、十和田神社。
十和田神社は、山伏の修行の場として知られるそうで、周辺には山伏がじっと閉じこもってた岩屋のようなものがいろいろある。(という説明だったはず)
これとか確かそう
十和田神社近くの「占場」からお金を投げて、それが沈むか浮くかで占ったそうで、湖の底からたくさん古銭が見つかるそうな(これは後ほど訪れた十和田ビジターセンターの展示)
さて、早朝散策を楽しく終えて、十和田湖遊覧船に乗る。
右側のでっかい方の船は「十和田湖といえばこれ!」という感じだが
朝なので、ちっちゃいほうだった。ちっちゃくても、屋外デッキがあるので問題なし。
座席も素敵な感じだがここにはほぼいない。
十和田湖遊覧船、超一般的な周遊コースなので、のんびり乗るつもりだったのだが、「めっちゃ火山」って感じのコースで、しっかり説明のアナウンスもあるので、大忙しであった。
「恵比須大黒島」をもう一度船から。
\柱状節理/\柱状節理/
ところどころ露出している岩が「めっちゃ火山」って感じで、いいぞ。
ぽっこり残った御倉半島
鉄分の多い赤い岩肌が見える。かっこいい。
「おお、火山であるな」とシャッター切りまくっていたらあっという間だった。十和田遊覧船、とてもおすすめ。
その後、誰に聞いたんだったか忘れたが、ヒメマスのウヨウヨしているという魚道を見に行ったら、本当にめちゃくちゃウヨウヨしていたのでビビった。
展望台にも登る。
大畳石もちょっと見に行く。
なんだかんだと十和田湖一周して、最後の目的地の八戸へ。