2017年の海外旅行は、初めての台湾へ。
去年は真冬のソウルへ行ったのだけど、結構しょんぼりだったので、どこへ行ってもだいたい気候のよい9月に旅することに。
利用したのはバニラエア。もうすっかりおなじみとなった成田空港第三ターミナルへ。また東京駅からバスに乗って。
第三ターミナルから、国際線に乗るのは初めてだったのだけど、めちゃくちゃ空いてました。荷物検査を余裕でクリアして、出国審査で「自動化ゲートはあるかな」って探したかったんだけど、待ち構えている審査官の方に「こちらへどうぞー!」と呼ばれてものの数分ですべての手続き終了。
国内線とはまた違って、ひとつひとつの搭乗口前に広大な空間がある。置いてあるのは無印のソファだけど、窓が大きくて、ソファが青くてなんだか素敵。ただ、日差しが強烈で暑かった。あと、国内線は荷物検査後も小さな売店がいくつかあるんだけど、国際線は免税店と小さなカフェしかなく、あとは自販機のみ。自販機も、Suicaが使えるものはあんまり品揃えが充実しておらず。日本円の現金をほとんど持ってきていなかったのでちょっと閉口しました。
バニラエアは、狭いというけれどもともと足が短いのでさほど苦ではありません。ただ、下にものを落とすと拾うのが大変困難で、いつも腕をつります。
あとは、国際線だと上空でけっこう冷えるのだけど毛布の貸し出しとかはありません、と断られてる方がいました。上着を持っていくべきかと。
台湾近い。綺麗な海が見えてきた〜!と思ったらもう着陸。
バニラエアの乗客はほとんど若い日本人の皆さんですが、飛行機から降りるなり口々に「暑!」と言ってた。南国へやってきたぞー。
初めて見るメーカーをいきなり2社も発見しました!台湾、好きー。
どちらも台湾のエレベーター、エスカレーター専門の会社みたいですね。ヒュンダイとLGがすべてを支配していたソウルとはまた違う感じ。好きー。
バニラエアが到着するのは郊外の桃園空港。開通したばかりのMRTに乗って台北駅へ向かいます。台北駅は終点。改札口で親切なお兄さんから悠遊カード(EASYCARD)を買ったら路線図が書いてあるかわいいやつで気分があがります。
台北駅、かっこいー。
ホテルは、MRTの台北駅からすぐのところ。このホテルのスタッフの皆さんも全員とても親切でした。
すでに15時近くになってめちゃくちゃお腹が減っているので、早速地下鉄に乗って、鼎泰豊の本店へ。
こういう飲茶のお店とかは、ひとりで行っても食べきれないのではと心配になるのですが、「鼎泰豊 1人」で前もって検索していたら、小籠包のハーフメニュー(5個)というのがあるとのこと。しかも、メニューに書き込んでお店のひとに渡すシステムらしく、それなら安心だ〜!と出かけたところ、お店の人は英語、韓国語、日本語がそれぞれぺらぺらだし、メニューも全部写真付きで日本語だし、駄目押しで全員に大変わかりやすく丁寧かつシステマチックにお店のシステムや小籠包の食べ方まで教えてくれるし、初心者にとって非常にわかりやすく、さすが王道中の王道、と思いました。
15時近いこともあってそもそもそこまで並んでいませんでしたが、ひとりの場合は一番窓際の大きなテーブルでの相席となり、景色もよくてハッピーです。小籠包ハーフ2種類と酸辣湯を平らげる。
鼎泰豊の外に出たらこんな風景が広がっていまして、すでにまとめたとおりのベランダ探索の旅がスタートしてしまいます。
このあたりに点在するお土産屋さんなんかものぞきつつ周辺を小一時間ほどうろうろしたのち、このあたりにはもう1軒、鼎泰豊並に有名なかき氷ショップ思慕昔があるということで。1人前サイズもあるということで行ってみたんだけど、店頭のメニューから見つけられず。あと、ものすごく混んでる。まぁいいか、と普通サイズを選んだら出てきたのがこれです。
器が1人前のラーメンぐらいのサイズあります。隣の日本人のグループのひとたちは4人で苦労していました。でも美味しかったからいいや。
さて、初日のめちゃくちゃベタな旅はまだ続きまして。バスに乗って台北101に登りに行きます。タワーに登りたい、というよりも、ご当地スノードームを収集している都合上、スノードームのありがちなタワーがあれば必ず登ることにしています。高いところは大好き。
地下鉄の入り口がかっこいいなぁと思ったり
バス専用レーンが完全に分けられていて、路面電車のように機能する仕組みに感心したり。Google Mapがあるので、番号さえ書いてあればバスに乗るのも非常に簡単です。ていうか日本のバスも今すぐ番号だけの仕組みにしたほうがいいとおもう。
台北101はめちゃくちゃ混雑していて30分くらい並びました。函館ロープウェイも同様にものすごく混雑してたけど、中国人の団体観光客の皆さんが訪れる先として組み込まれているようです。しかも夕焼け〜夜景の時間を狙うみたい。たしかにちょっと完璧な夕日が見えました。
謎のシアターみたいなところで建設の様子のムービーが流れており。この丸いでかいやつをじょじょにジャッキアップしていくのですが。
帰り道に、いました。丸いでかいやつ。
Wikipedia先生によると、台風の多い台湾で風による揺れを防ぐためのチューンドマスダンパーさんだそうです。
帰りにちょっと迷って違うほうに行ったら、下層のショッピングモールに出たんだけどここすごかった。なにこの柱。
そのあと、歩いて近くの誠品書店へ。このあたりは、東京でいうとそうですね、丸ノ内みたいな感じなのかな。大きくて立派なデパートが密集していて。でも繁華街って雰囲気はなく、平日夜には人もまばらで。この日1日で、そんなに歩いたわけでもないのですがだいぶ疲れていて、ああエスカレーター……見たい、けど元気がない……と、本屋さんだけ見て、また地下鉄に乗って、ホテルへ。
ホテルの部屋のベッドがダブルでちょっと嬉しい!ふかふか〜広い〜(予約した時点でダブルと書いてあったはずだが忘れてた)
ホテルの部屋が思ってたよりだいぶいいので祝杯をあげるなどしています。買ってきたのは大通りの角っこで唐突にめっちゃ包んでる胡椒餅と、台湾の素敵なタイルの本。 pic.twitter.com/j8PQLzwR5p
— 東京エスカレーター (@tokyoesca) September 21, 2017