TOKYO ESCALATOR BLOG

エスカレーター専門サイト「東京エスカレーター」の旅行記です。なかの人は田村美葉です。

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別冊 東京エスカレーター 07

 

1/4 新潟経由、エクストリーム帰省

今年の帰省は半分だけエクストリームでして、行きは飛行機で悠々と、帰りは電車、「どうせ新潟経由なら」と、新潟市初上陸を計画しました。


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出発前、早朝の金沢駅で。

が、新潟市ってすごーく海寄りというか、港町なんですね。いつも、はくたか(on the ほくほく線)で山越えして越後湯沢に抜け、越後湯沢乗り換えで東京まで4時間半ほど、なのですが、金沢から新潟まで特急北越で4時間ありました。OH、日本って意外と広いよー。

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新潟ではなんと、地平線が見えました。ヨーロッパみたい(と思ったのはたぶんそのとき聴いてたのがラテン系ジャズだったからだろう)。

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新潟目的地1カ所目、NEXT21

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いきなりですが、スパイラルです。

片側1カ所のスパイラル。建物自体はラフォーレが入っていまして、金沢でいうと香林坊109みたいな感じでしょうか。

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19階に謎の名前の展望ラウンジがあります。じつは結婚式会場のようでしたがエスカレーターが動いているので行ってしまいます。

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いい眺め!

そうです、新潟は信濃川を真ん中に発展した港町なので、工場もあるのでした。金沢も浅野川犀川にはさまれてますが、これほど海が近くないので、なんだか新鮮に思ってしまいました。どちらかというと、瀬戸内海に近い広島のちっちゃい版のような感じです。

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2カ所目の目的地、イトーヨーカドー丸大新潟店で、白いHITACHI ESCALANEをおさえる。

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そういえば、駅前のバスターミナルがめちゃくちゃかっこよかったです。番号にあわせて、バックでバスが入ってきます。係員のおじさんがたくさん立っていて、すごくわかりやすかったうえに、suicaが使えます。新潟は、ちょいちょいsuicaが使えたりとか、太平洋ベルト属性を主張してくるところがあります。

信濃川に面して建っている非常に高いビル、朱鷺メッセが気になったので行ってみることにしました。NEXT21もちょっとどうかと思ってましたが、朱鷺メッセとか、みなとぴあとか、やすらぎ堤とか、りゅーとぴあとか、なんだか新潟には独特のネーミングセンスを持つ方が決定権を握っていらっしゃるみたいです。

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しかし、朱鷺メッセの無料展望室がいきなり「ばかうけ展望室」という名前だったのでどうしたことかと思っていたら、お菓子の「ばかうけ」の会社がスポンサードしているようでした。行ってみたら「新潟のお土産コーナー」の半分強がばかうけでした。

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のぼると、狙い通り、本気の港湾の様子が一望できて素敵です。

佐渡へのフェリーを運航している佐渡汽船(いい名前)も見えます。しかし、佐渡島ってわたし、能登島ぐらい近いもんだと思ってたらぜんぜん視界に入ってこなくて意外でした。どういう地理感覚。

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工場もよく見える。

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さて、朱鷺メッセから、信濃川水上バスに乗ります。新春周遊クルーズというのが30分間隔で出ているのですが、私の前の便は2,3組のお客さんがいたはずなのに、なぜか私の便は貸し切りでした。

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ラグジュアリーな船です。屋外デッキもあったのですが、真冬の新潟の船で外に立つ気力はありませんでした。すみません。

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おもに、橋などを眺めます。万代橋は、日本橋以外で唯一、橋として重要文化財に指定されているものだということでしたが、重文っぽさみたいなアピールが特になく、ただ橋然としていて好感がもてます。

信濃川の護岸はコンクリート護岸ではなく、ゆるやかな傾斜の土の堤防になっています。これは、震災後に防災対策としてこういう形にしたのだそうです。それは素晴らしいことなのですが、名前が「やすらぎ堤」なんです。......。

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新しい橋もかっこいー。

朱鷺メッセからてくてく歩いて、中心街のほうへ。

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この謎の四角い建物と、奥に見える変なタワーが気になったんですが

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変なタワーは、バスセンターの屋上から生えてるアトラクションのようでした。残念ながら現在は営業しておらず。

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バスターミナルも格好よかったですが、バスセンターも同じ年代の品とみえて、非常にいい感じです。

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この木のはえかたとか。坂出人工土地か!

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エスカレーターも、しぶい。

バスセンター自体はじつにしぶい建物だったんですが、その周辺にショッピングモール的な商業施設がいくつも隣接していまして、かなり活気にあふれていました(東京中心部のショッピングモールより中心年齢層が中〜高校生と低くなるのは地方都市によくある光景ですが)。

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ラブロならぬ、ラブラは、丸ボディ。

金沢では、以前こういった光景は109やラブロといった市の中心部のショッピングモールでみられたのですが、ラブロは閉店が決まりましたし、109はギャル服屋になってしまいましたし、今はほとんど駅前のイオン系列、フォーラスに集中しています。なので、こういったショッピングモールが市の中心に残っているのはよいなぁと思ったのですが、中に入っているのは、GAP、ユニクロから、ZARAH&Mなどなどなど、東京の、ちょっと価格層低めのショッピングモールのラインナップとほぼ違わず、かつての金沢の竪町商店街のように周辺に個人の古着店のようなものが展開しているわけでもなく、ドーナツ化するのではなく、中心にありながら郊外化するという、21世紀的な現象はやはりどの街も避けられないのだな、という感想をもちました。

しかし、suicaなんかに追従しやがって、け!と最初は思っていた新潟ですが、都市の規模として、なにも調べてませんが金沢にすごく近い感じがしました。金沢が裏京都だとすると、新潟は裏広島なのではないかと。いったい誰に失礼な発言なのかわかりませんが失礼なことはわかるのでこのへんにしておこうかと思います。