ときはさらに遡って2014年の2月、ひとつ前の会社を辞めて、いまの会社の仕事が始まるまでの1週間、日本列島半分ぐらい縦断の旅に出ていた。
最初に向かったのは静岡県。大学時代の友人が静岡に住んでおり、一度遊びに行こうと思っていた。私にもそのような人並みの旅行の動機がたまにはあるのである。
人並みの動機がありつつ、寄れるところには全部寄るのが田村家の流儀なので、まずはずっと気になっていた「岳南電車」に乗りに行く。
岳南電車岳南線は、工場の構造物をダイナミックに潜って走っていくことで工場好きの間では有名な路線。DPZで誰か絶対に記事にしているだろうと思ったら、我らが大山さんが記事にしていた。
まずは、JR東海道線の吉原駅で、お隣の線路にある岳南電車に乗り換え。
静岡で「晴れていれば富士山が見えます」の写真を撮りためようと意気込むが、これ1枚で忘れてたことが記録から伺える。
ところで、吉原駅の近くには、夜間の婦女子の一人歩きが禁じられた地下道があることでも有名である。精一杯明るくしようという気遣いが伺えるが、やはり怖い。
乗り場はこちらで、鉄道ファンの方も多い。それを見越したオリジナルグッズなども売られている。
電車が来た。可愛い。
東海道線の吉原駅と、市街地である吉原本町、本吉原をつなぎ、岳南江尾まで。大山さんのレポートによると、鉄道ができたのが先で、工場は後らしい。
ワンマン列車&無人駅特有の運賃箱が置かれている。
吉原駅の周辺にも工場が集中しているので、駅を出るとすぐに車窓にはこのような風景が広がる。わーい。
工場潜り抜けビューが始まるのは、岳南原田駅と比奈駅の間。最前列に陣取った。
きたー!!
うおお
オオオオオオ
終点の、岳南江尾駅
駅前にいた、眩しそうな猫。猫と戯れて、折り返しの電車に乗って、また吉原駅まで戻る。
2014年2月のSpottizmo!ログ