移動の記録

『すごいエスカレーター(エクスナレッジ)』発売中!ライター田村美葉の個人ブログです。建築・アート・ジオ・インフラツーリズムなど、ほんのりマニアックな旅の情報をお届けします。2019年8月から多拠点生活中。

清里と八ヶ岳、三分一湧水滑り台

DAY1

2ヶ月間、自主隔離生活を送っていた清川村から、清里へ移動する。

道志みちを通って山中湖へ抜け、 河口湖を眺めながら北上する楽しいルート。

 

なのだけど、予想はしていたが駐車場など閉鎖中のところも多く、途中休憩に寄ろうと思っていた道の駅など開いているところは逆に長蛇の列になっていて、寄るのを諦めたり。

河口湖畔で寄ろうと思っていたパン屋さんが大人気すぎて、そのちょっと先にあった定食屋さんに入ったら、ラーメン1500円などの完全にインバウンド向けな価格設定なお店だったので怯んだのだが(ガラ空きだった)、味は悪くないし、富士山も一応見えるしでいいじゃん、と一息つく。

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河口湖を超えると、関東ナンバーの車はグッと減る。超長いトンネルでさむーーーーーい、となったあと、甲府市街であつーーーーーい、となり、また山を登って高原へ。

清里のお隣、韮崎の道の駅によって食材を調達。

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清里のADDress拠点は、「牧場通り」に面して建てられた、レストランのための建築。なのだがレストランとして使われることは結局なく、半分をADDressが借りてシェアハウス化しているという建物で、とにかくとってもおしゃれである。

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ロッコ風のインテリアやアンティークな家具がとてもおしゃれー。

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そして、個室の窓からは草原(畑)の大パノラマが広がっていて、こちら側に朝日まで上っちゃう。毎日とても気持ち良い。大草原の小さな家、て感じ。滞在中は椅子を机がわりにしてだいたい個室で仕事してた。

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DAY2

ランチがてらちょっとおでかけ。家守さんに教えてもらった美味しいパン屋さんへ。(美味しかった)

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カフェの営業はされてなかったので、どうしようかな、と思って、清里の駅前へ。

清里駅前といったら、大山さんのこの記事を読んでいたので、「ファンシーのメッカ」という認識であったのだが、2020年現在、確かにファンシー建築は残ってはいるものの、それはもう、ほんの少しの名残という印象だった。

 

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地方の駅前ならだいたいどこにでもあるタイプの洋食屋さんに入って、ハンバーグ定食をいただく。

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そのあと、「道の駅 南きよさと」へ。ケーブルカーがとても気になったのだが、行った先に何があるのか不明であったため我慢して、「信玄ソフト」を食べる。「発祥の地!」とうたっていたが信玄ソフトはいろんなところにあるらしい。いずれにせよ、大変美味しい。

そしてやっぱりほとんどタダみたいな値段で売られている新鮮な野菜をたくさん買った。

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DAY3

清里の牧場通りは、その名の通り牧場がたくさんあって、そして三角屋根の別荘がポツポツと建っていて、ちょっと日本離れした雰囲気の場所である。

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この日のランチは近所にある(といっても車かバイクで行ったほうがいいと思うが)ジャガイモ料理専門店へ。じゃがいもコロッケが美味しかった。

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そしてそのまま北上して、清泉寮へ。清里のシンボルと言われる場所。この日は天気もよくて、富士山も見えていてよかった。

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DAY4

清里の牧場通りから、西方面へ向かうには、大きな谷をひとつ超えるので、北側へ迂回するか、南側へ迂回するかしなくてはいけないのだが、どちらの道も谷を越えるとき猛烈に景色が良くて楽しい。特に北側は「北壮八ヶ岳公園線」という崖っぷちに沿ってひた走るすごい道路がある。

 

「北壮八ヶ岳公園線」に大興奮しながら、この日はまた別のパン屋さん「EL-bethel(エルベテル)」へ。このパン屋さんもとても美味しかったなぁ。

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そして温泉が併設されている道の駅パノラマ市場へ。道の駅は現在、閉まる時間がとても早いので、先に寄って、野菜を買い足す。

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温泉にはまた後で。

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途中でメルヘンな建物にいくつか遭遇した。

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清里の拠点においてあった、「八ヶ岳の水をめぐる」というようなタイトルのパンフレットに出ていた、「三分一湧水」を観に行く。武田信玄由来の湧水、というような記憶でいたのだが、看板を見直すとそんなことはどこにも書いていないな。

 

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ここの駐車場の横にも物産館があって、美味しいと評判のお蕎麦屋さんもあるのだが、ランチの営業は終わっちゃってたので諦めつつ、三分の一に平等に分配したという分水路を観に行く。

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チョロチョロと流れているこの水路が、「分水」されたやつのひとつ。

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でっかい岩があるなぁと思ったら、その横に「大荒れの碑」というのが立っていた。実に好みな場所である。

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そして見えてきた、湧水と分水路。

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小さな泉だけど、現在もなお、大切に整備されている。

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そして、この場所で平等に3本に分かれる。ほほぅ。

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なかなか良いものを見たな!と満足していたのだが、帰り道に見かけた地図で気になるものを発見。隣にある児童公園、すごく怪しい……。

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この公園。なにやら変わった滑り台があるなぁと思っていたのだけど。

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三又に分かれている。やっぱりこれ、「三分一湧水滑り台」じゃないかー。

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上に登ってみたら、丁寧につくられていて嬉しくなってしまった。

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水になった気分(??)で滑り降りてみたりした。

 

パノラマ市場横の温泉に寄って、家に帰る。

 

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清里でのご飯は、だいたいパンと新鮮野菜のサラダに卵かソーセージ、という感じのメニューで毎食過ごしていた。これ、前にみたことがある「フランスでのごはん作りがすごく楽」という話とちょっと似ているな。

 

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DAY5

ADDressの拠点から、ほとんど唯一徒歩アクセスできる施設である、ご近所のオーベルジュへ。お昼ご飯は食べちゃってたのだが、美味しいチョコレート屋さんがあると聞いて。とっても素敵なチョコレート屋さんで、良い買い物ができた。

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こうして1週間清里で過ごしてみたのだけど、やはり「ファンシー」の気配というのはもうほとんどどこにも残っていなかった。もともと稲作に向かない土地柄ということもあって、周りに広がるのはレタス畑だったり、小麦畑だったりして、道の駅で売られているのもお米ではなくて小麦粉。そういう、いわゆる日本の里山風景とは全然違う「山の生活」があって、この雰囲気に憧れたりハマったりしちゃう人は、ファンシーブームが去っても、根強く居続けるのだろうなと感じる。

presented by 東京エスカレーター / CC BY-NC 4.0