エスカレーターマニアの移動の記録

エスカレーターマニア。船に乗る人。原付で旅をします。

9/17 ダムヌンサドゥアック水上マーケット、センセープ運河、そしてまだまだ終わらぬエスカレーターの旅

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昨日の夕方、ホテルでごろごろしながら最終日の行程を考えていて、水上マーケットに行くか、それともアユタヤに行くか。と悩んでいたら午前中に水上マーケットに行って午後にアユタヤに行くというよくばりプランがあって、5分ほど悩んだのだけど、市内に戻ってくる時間にやや不安があったのでやめて、水上マーケットのツアーだけ申し込むことにしました。

Googleで検索して一番上の広告に出てきたツアーで、日本語のサイトで予約して、現地のウエンディーズツアーというところが催行。参加者全員、日本人で、現地ガイドさんの喋る日本語はよくわからないところありつつ、白いバンみたいのに乗って水上マーケットの街、ダムヌンサドゥアックを目指します。

この白いバン、人数が少ないからなのかと思ったのだけど、水上マーケットツアーではバンに乗って行くのが定番だそうで(細い道を走るから?)途中で連れて行かれたヤシ園の駐車場というところに日本人以外の団体も含め、何十台もバンがとまっていました。いろんなバンがあったけど、私の乗ったやつは全座席が革張りでゴージャス仕様のやつだったのでラッキーでした。

 

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ココナツの実から砂糖を作るところを実演していて、砂糖や、ココナツオイルを使った美容品が(ちょびっと)並んでおり、血走った目をした世界各国の女子たちが争って買い求めていたりを遠目に眺める。

 

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奥のほうに進むと少し閑散とした広大な倉庫みたいなお土産物屋さんスペースがあって、これらのお土産物の問屋がバンコク市内にあって仏像ひとやまいくら、みたいな感じで売っているのだという話を聞いてしまったために、なるほど…とか思って眺めるのだけど、バンコク市内の露店よりも、お値段がすべて高めですね。完全に、ツアー客狙いの施設だからね。

 

さて、このヤシ園地帯の一帯が、すでに運河の街で、ガイドさんによるとヤシの畑のためにそこらじゅうに水路が張り巡らされているらしく、バンで走っていても運河を超えるたびにがたごと揺れる。ダムヌンサドゥアックは、もともと水上マーケットがあった場所というよりもこれらのヤシ園の運河の一部を活用して、タイに昔からある水上マーケットを再現した観光マーケット的なもの、ということのようです(たぶん)。行くまでは、なんだ、観光用のマーケットか、とか思っていたんだけど、運河の観光活用っていう意味ではすごく最先端であるともいえる(たぶん)わけで、行ってみたらめちゃくちゃおもしろかったですよ。

 

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船着場らしきものに着き、はい!乗って!とまずはエンジンつきのボートに乗せられる。

 

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比較的広めの運河をエンジンボートでぶっとばしていったあと、ちょっと小さい運河に入ると、ちらほら手漕ぎのボートも見え始めた。

 

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お、ここが目的地ですねー。

というわけで、ここから手漕ぎのボートに乗り換える。この手漕ぎのボートは別料金、ていうツアーも多かったのだけど、私の申し込んだやつは「込み」が売りのやつなので、またガイドさんに促されるままにボートを待つ。

 

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わーーい!

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両側に、一山いくら系の露店が並び、ボートでは果物とかなにかしらの食べ物を売っている人が多かった。おもしろーい。露店はお値段お高めに設定されていることもあってあらゆるガイドブックに「値切ってみましょう!」と書いてあるのだけど、すごくおとなしい人しか乗っていないボートだったので、「へー」とかみてるうちに通り過ぎて、正味10分ほどで手漕ぎコース終了。

 

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おもしろかったな!

 

このあと、またバンに乗ってバンコク市内にちょうどお昼頃戻り、午後のアユタヤコースに行く人はそのままちょっとせっかちなガイドさんに連れられていきました(よくばりコースだから大急ぎだね)。

 

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もうそろそろ疲れてきているのでかっこいいエスカレーターはもういいよ、とか思うんだけど入るとかっこいいので仕方がない。MBKセンター。

 

またフードコートでお昼ごはん。めっちゃ美味しかった〜。あとフードコートの人みんな親切だ〜。タイのフードコード大好き。

 

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そのあと、予定していた芸術文化センターがあえなく休館ということでやってきた、ジム・トンプソンの家。

 

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ジム・トンプソンがコレクションした貴重な仏像や器などの数々が展示されているんだけど、ともかく建物がすばらしい(とるるぶに書いてあった)。タイの昔の建築様式と西洋建築が組み合わされていて、たしかにたいそう素敵でした。あと、中国の昔の麻雀テーブルをダイニングとして使ってました、みたいのとかも素敵だった。室内撮影禁止のためうろ覚え。

 

それで、このトンプソンの家、センセープ運河という川に面して建っていて、ちゃんと船着場(のあと)があるんですよ。今は使われていなくて、それは裏手に行ってみたらわかったけど、

 

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まぁあんまり綺麗な感じの川ではない。

 

このセンセープ運河、るるぶの地図に特に説明もなく、船着場の場所だけが記されてあったので、なに、船に乗れるのか、と調べてみたところ。くさい、汚い、混んでる、船着場に一瞬しかつけないので地元の人しか乗れない(!)、水しぶきでびっしょびしょになる、料金の払い方がよくわからん、係の人が乗っているがエンジンの轟音で会話できない、など散々な評価が書いてあって…とりあえず行ってみましょうね。

 

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船着場、わかりやすいけどタイ語の表記しかなし

 

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と思ったら、日本語まで書いてある運航図があった。でも1日200バーツってめちゃくちゃ高いな。運賃は高くて20バーツと聞いていたので10倍…往復乗るとしても5倍ぐらいかな、とか悩んでいたら、係のお兄さんまで座っていたので、7番のところまで行きたいのだけど、1日乗車券じゃないやつないですか?と聞きたいのだが、1日乗車券買えば行けるよ!買って!という趣旨のことしか言われず、まぁいっか、200バーツって800円弱でしょ、日本だと山下公園から横浜駅までが700円ですよ(この前乗った)、と思って支払うとお兄さん、とっても喜ぶ。もうすぐ船くるから!きたら呼ぶから座ってて!ととても親切。

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めっちゃすいてる〜〜(ひとり乗っているのは係のお姉さん)

 

この船、センセープ・ツーリスト・ボートという、サイアム付近の新市街の中心から、カオサン通り近くの旧市街までを結ぶ船。地元の人(と、旅慣れた観光客の人)が乗るのは、センセープ・エクスプレス・ボートというやつで、こちらは噂通り1回15〜20バーツなんですが、こっちの船は、上の地図でいうところの5番までしか行かない。で、私は「7番に(とりあえず終点だから)行きたいんだけど」とお兄さんに聞いたので、1日200バーツのツーリストボートしか選択肢がなかったというわけなんですね。疑ってごめんよお兄さん。でも6番とかほんとに、鉄道駅のないカオサン通りの至近につくので、トゥクトゥクとかタクシー使うより安上がりで便利な船ですよ(5番から歩けばいいという説もある)。

あと、エクスプレスボートのほうは、プラチナムから先、東側のほうがむしろ長い感じみたいです。それに、エクスプレスボートの方が5倍ぐらいの本数走っているし、噂に聞いた感じの「立ってぎゅうぎゅう詰めになって乗る」みたいなことも特になくて、エンジン音たってそれほどの音でもないし、ちゃんと船着場につけるときは手を貸してくれたりもしてるし…噂はなんだったのかという感じでした。

 

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これと同じ運航図ももらえたので、いいんですよ。

 

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至れり尽せりのツーリストボート、真ん中のほうにおとなしく乗っていたら、前から景色が見えるから一番前行けば?とお姉さんにすすめられて一番前へ。

 

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チャオプラヤー川も水上マーケットも楽しかったですけど、ここへきて、「これこれ、これがいつもの感じ!」とテンションの上がってくる都市河川マニアです。

 

と、5番の船着場をすぎるとぐいぐい行き交っていたエクスプレスボートが来なくなり、レンガの堤防に変わります。旧市街に入ったんだな。そして、めちゃくちゃスピードをゆるくするボート。(今までが細い運河ではありえないとんでもないスピードで走ってたんですが。引き波たちまくりで船ゆれまくり。)


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このへんで運転手さんが立ち上がったかと思うと、「ほらあそこ、ワニいるよ」と教えてくれる。マジでいた。すぐ船の下にもぐっちゃったので写真ナシ。

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終点7番の船着場はチャオプラヤー川につながる水門の手前でした。

 

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こんな感じの運河でした。

 

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船から降りると、わー旧市街。こういう風景こそを「バンコクだ!」て思う人のほうが多いのではないでしょうかね。私もそう思ってたよ。

 

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電線もすごいし

 

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あとベランダの様式がまた初めて見る系ですね。

 

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有名なカオサン通りへ。ほんとうに昼間からバーでぐだっとしている欧米観光客の人だらけで「ラピュタは本当にあったんだ…」みたいな気持ちになりました。うまく言えませんが。

 

3日目なのでちょっと歩くだけですぐ疲れます。なので激安マッサージのお店に入るのです。るるぶに載ってたお店のうち、2つぐらいが満員で、3つめのお店にさしかかると5,6人のお店の人が大歓迎してくれたのでそこへ。料金30分で150バーツ。安い〜。

と、マッサージしてもらってる間に、雨季にも関わらずここまでまったく遭遇しなかったスコールというものがやってくる。うわーどうしよーなんて快適な店内で外を見ているうちにあっというまに止む。ラッキーだね…!

快適すぎてやっぱり60分コースにしたらよかった、とか思いながら、またお店の人たちに見送られて、船着場に戻りまして。

 

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たぶん、ツーリストボート2艘しか運用してないっぽい、少し待つかも、とか思っていたらすぐきた。

 

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んだけど、スコールがあったせいで船はご覧の状態で写真はなし。

 

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途中でちらっとあけてくれたけれども。

 

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さて、プラチナムにつくとそこはまた大都会ですね。

写真を見返していて驚いたのですが、ここですでに活動限界超えているはずなのに、このひと、まだけっこうがんばってますね。

 

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セントラルワールド

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が、なんかちょっと巨大な建物で、かっこいいエスカレーターの吹き抜けがいくつもいくつもあらわれるのですよ、もう、ちょっと、やめてくれーというような気分になって、夜ご飯。

このガパオライスも、すごく美味しかった〜

 

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すっかり満足し終わったあとに、こんなすごい場所を見つけてしまって、ふおおー、もうまいりました、わかりました、また来ますね、バンコク。と誓って外に出たら

 

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うぎゃー、橋脚もかっこいい。

 

で、この人、ここでまだ終わらずエスカレーターハンティングし続けてますね。偉いですね。

 

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ゲイソーン、は高級系ショッピングモールだったけどまぁまぁ普通、安心(?)。

 

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その向かいにある、アマリン・プラザ。うぎゃー。

 

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ぜんぜんアユタヤ行ってる場合じゃなかったし、まだ半分以上モール見れてないしで、もうバンコク大変だったのですよ。また行きましょうね。

 

行きと同じルートでドンムアン空港に到着、帰路につきましたよ。

(おしまい)

 

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