マイクロ一眼の登場によって、なんか画質いいらしいからデジタル一眼買っちゃおっかなーやっぱり、って、持ち替えたひと、多いとおもうんですよ。たとえば私とか。
そして、なになにデジタル一眼ってなんかむずかしくない?うわーん(>_<)
ってなってるのも、私だけじゃないと思うの。そう信じたいの。
なにせ、カメラとの出会いはインスタントカメラ⇒デジカメってその場で写真確認できるんだすげー!⇒ケータイのカメラで十分じゃん⇒エスカレーター撮るためにはケータイじゃやっぱよくないらしいからコンデジのちょっといいやつ買おう⇒橋脚撮るためには超広角必要だから、デジイチのいちばん軽いやつ買おう。と歩んできた世代だ(世代のせいにしちゃった)。
カメラって、そもそもこういう仕組みだったんだー!という新鮮な驚きが積み重なる日々である。
しかし私、目下、必要にかなり迫られておりまして。
お仕事として写真を撮らなくてはいけない場面が増えておりまして(汗)
失敗できないのでありますよ!(大汗)
いやお仕事のときは結局コンデジで撮ってるんですけどね!
いまのところ!こわいから!カメラこわい!!
これじゃいかんというわけで、夜の川崎に行って、修行してきた。
練習のお相手してくださるのは、工場さんだ。
「工場先輩、これなんかいかがでしょうか・・・」
「やだちょっと、ぶれてるじゃないのよ、こんなので私をだまそうって気?」
「で、でしたらこれとか・・・」
「広角でごまかそうったってそうはいかないのよ!」
「こんな微妙な写真見せてどうしたいのよ?」
「猫撮ってるなんて信じられない。ありえない。」
「カメラがわかんないならせめて構図は考えなさいよ!
『とまれ』ってなによ、『とまれ』って!」
「これだけ近くに寄れるところでこんなんじゃ・・・
あんた、もう諦めたほうがいいんじゃない」
おこられっぱなし(涙)
工場さんのなにがすごいって、ISO感度やら秒数やらF値やら、いままで見たことも聞いたこともないものをぜんぶ自分で決めて撮らないと、「なにもうつらない」ことがすごい。テキトウにうつしてテキトウにうつって時々失敗して、あれなんでだろーまいっかーみたいなことが工場さんには一切通用しないのだ。鬼コーチ。
ところで、ひとりで川崎行って三脚かまえて数十分間じーっとしてる場合、あまりよろしくない事態に巻き込まれる可能性がきわめて高い。がしかし最近は、前述の鹿島のように素敵な仲間たちがいるわけで安心だ。きっかけは、カメラにばっかりあんまりこだわるなよー工場みろー目に焼き付けろーとおっしゃる総裁が企画してくださるツアーなんだけれども、でもそういう自分ばっかりあんなかっこいい写真撮れるのはずるいじゃない!みんなで自主練や素振りを重ねる日々なのである。
素振りを重ねたうえには、素敵なエスカレーターを素敵に、かっこいい橋脚をかっこよく、撮れるようになりたいな。
※参考
カメラの本ってマニアすぎてわかんないので、
私が参考にしてるのはデイリーポータルのこちらの記事だぜ。
ハウツーねこ写真
http://portal.nifty.com/special04/05/16/
「普通の写真」の撮り方
http://portal.nifty.com/2010/04/23/b/
何が凄いの?一眼レフ
http://portal.nifty.com/2009/10/08/a/