尾道のホテルは、私のわがままで街並みが一望できる山の上のホテルをとったので、とっても楽しみにしてたんだけど、抜群の景色でありました。わーい。(夜の山道の運転すごく大変そうだったけど)
しまなみ海道を通って今治へ。
今治着いたら旅のメインイベント、バリシップへ。今治を拠点とするいくつもの造船所が参加する国際海事展で、2年に1度の開催らしい。業界関係者のひとたちもたくさんいるが、1日だけ一般公開日があって、それが大人気。主に地元の家族連れがたくさんやってくる。メインのパビリオンにある駐車場を拠点に、各造船所をシャトルバスでつなげるスタイルです。mechapandaさんが会場事情にやたら詳しく、でも事前にすごく調べたんだろうなと思って特に不審に思わないでいたら、2年前にも来たことあるんだって。
シャトルバスの運行時間は限られているので、見たいものからどんどん見に行くのが吉である、とのことで、まずはいちばん大きな今治造船へ。
高所作業車体験、というのに乗れる。
これね、すごい高さなんで、広角レンズに付け替える度胸はわたしになかったけど、造船所一望ですよ。すごいー。
完全に勘違いしてたことには、これって工場見学の片隅でよくやってるような消防車体験会みたいなのと同じで今日アトラクションのためにここに高所作業車がいるんだな、て思ってたんだけど、違うのね、船ってばでかいから、造船所の作業って、「高所作業」になるんですよ。そんなことも今日初めて知るわたし。船は好きだけど造船所初心者です。
あと、造船所といえばクレーン。
今治造船ではミニクルーズにも乗れる。
向こうに見えるのはあとで行く檜垣造船。
そして、ドック渠底見学!
ほへー、陸上での船ってこんなふうに支えるんだー。
プロペラ!
かっこいい・・・
輪切りの船
船の中にも入らせてもらえるよ
断熱材まきまき
船主さんが海外なので、ぜんぶ英語です。船の中のインテリアって、なんか独特よね。IKEAでいいじゃん、とかにはならないんだろうね。
溶接体験コーナー、というのもあった。これも、アトラクションとして・・ではなくて、船をつくる仕事って溶接、なんだよね。ほへー。
続いての檜垣造船さん波方工場。船の製造工程がわかりやすーい。キャラクターかわいいー。すごくかわいい「ふね」っていう絵本ももらった。
こういうのを
こんな感じで曲げてく。
こちらでは、この日もお仕事してらっしゃった。
モニュメントかわいい。
つづいて新来島どっく大西工場。
右手に見えるのは、この日見たなかでいちばん大きな船で、自動車運搬船だそうです。
なにかの建物のようだ・・
船内撮影禁止でしたが、左手の船の見学をさせてもらって、おしまい。
シャトルバス終了ぎりぎりでがんばって3つのドックぜんぶ見学して、とっても満足した。ただ、朝ごはんに買ったおにぎり駐車場で食べただけなので、疲労困憊である。ドック以外にも、見れなかった工場が2つある。見所ありすぎて、ぜんぜん半日じゃ足りないよ!!こりゃ2年後また来ようって気になっちゃうなー。
このあと、松山へ向かう途中でなんとかダムのダムカレーを食べ、フェリーで九州に渡るお二人とわかれて、わたしは松山空港から成田空港へ。飛行機がなんと3000円(くらい)ってことでこの行程に。格安航空券があればどこにでも行けるような気がしてきた。