ブラタモリでやっていたという「年縞博物館」に行こうと両親が言っていて、なんだその地味かっこよさそうなスポットは、とはりきって連れてってもらった。
年縞とは、公式HPによると、
「長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物」のことで、1年に1層形成されます。縞模様は季節によって違うものが堆積することで、明るい層と暗い層が交互に堆積することでできるものです。
とのことで、三方五湖のひとつである水月湖には、直接流れ込む河川がないことなどから、世界最長といわれる45メートル(7万年分)の年縞がみられるのだそうだ。特に、周囲の断層の影響でずっと沈降し続けていてずっと堆積物が溜まり続けているっていうのがすごい。
45メートルの年縞を展示するため横に長い形になってる年縞博物館。
かっこいい建物で、「年縞SAND」の食べられるカフェとかもあります。
年縞ズラーリ。
もともとめちゃくちゃ地味といえば地味な年縞なのだが、素人でも見た目にはっきりわかる火山灰の跡とか地滑りの跡とかにちょっと興奮する。これが45メートル、湖底に降り積もってるってすごいですねぇ。
裏側にまわると、同じ位置の詳細な説明が書いてあって、大変わかりやすい展示になっているのだった。年縞博物館、大変おすすめの地味かっこいいスポット。
さて、三方五湖にはその名の通り5つの湖があり、国指定の名勝となっている。5つ湖が見えるところに行きたいよなぁと思っていたら、レインボーラインという有料道路の途中に展望台があるらしいので、これもはりきって連れてってもらった。
とても昔ながらの感じのリフトで登る展望台なのだが、山頂公園は「天空テラス」とか名前がつけられていて、足湯とかソファ席とかを置いて令和リニューアルを遂げていた。
こちら、三方五湖が5つ全部見えるというテラス
なかなか写真に撮るのが難しいが、たしかに全部見えて大変満足
こちら、丹後方面の眺め
とても日本海とは思えぬ海の色をしていて感動的だった。北陸を訪れるならベストシーズンは完全に秋です。
リフトからもとても眺めが良いよー。