東京エスカレーター|田村美葉

地味かっこいいものが好きなライター。エスカレーターにちょっと詳しいです。新たな「かっこいい」を求めて2019年8月から多拠点生活中。

平取町立二風谷アイヌ文化博物館へ

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富良野から苫小牧へ移動の日。

 

富良野と小樽のADDress拠点の予約の間に2日間の空白があって、本当は支笏湖畔のキャンプ場とかで楽しくキャンプしようと思っていたのだが、ちょっと調べてみたらこの時期、湖畔のキャンプ場は激混み。午前2時とかぐらいから並ばないと入れませんみたいな話で(ちなみに、直近の混雑具合を調べたい時はTwitterを使うのがいいです。空いてる場合はあまり情報がありませんが、混んでる場合は「めっちゃ混んでる(ぴえん)」という内容のツイートが大量に出てきます)。

うーむどうしようか、無理矢理キャンプしなくても、まだ行ったことがないところで行きたいところを優先しようか、と考えて、室蘭経由で小樽へ行くことに。

 

この頃はGo To Travelがバリバリ使えた上にインバウンドが止まってる北海道のホテルは価格が激下がりしており、優雅にドーミーインとかに泊まっても1泊2,000円とか3,000円とかで天国のようだった。というわけで、苫小牧のドーミーイン、室蘭のドーミーインとはしごする。

 

キツネにしか遭わない夕張経由のルートではなく、国道237号をまっすぐ南下して大西洋を目指すコース。といってもこのコースも途中に市がひとつもないルートなのでほぼ何もない。ところで、大泉洋さんが四国の山道で車の後部座席に乗って「道が狭い!」とか「酔った!」とか大騒ぎする番組があって、四国を実際に走った時には「別にそんなに言うほど細くもないし普通の山道だけどな」(まぁカブだからだけど)と思ってたが、ああ、あれは北海道出身の洋ちゃんだったからか、と一人納得の連続だった。こんな道に慣れてたらそりゃ四国の道は驚愕ですわ。

 

道の途中にあまりにも何もないので、ちょっといい感じのスポットがあるだけで大興奮の国道237号平取町の二風谷アイヌ文化博物館に寄る。

 

この時は、白老町にウポポイがオープンしたばっかりで、国道を走ってると道路案内に「ウポポイ」「ウポポイ」宣伝が出ていたが、二風谷アイヌ文化博物館もいいところ。屋外にはアイヌの村(コタン)を再現した施設がたくさん並んでる。

 

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「二風谷コタン」は2019年に整備されて新しくなったばかりとのこと。

 

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アイヌの家「チセ」

 

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中を見学できるチセもあり、アイヌ民芸の実演制作をされてたりする。

 

ちなみに、北海道から帰ってきてから『ゴールデンカムイ』にどハマりしたので、漫画を読みながら「二風谷コタンでやったやつだ!(進研ゼミでやったやつだ、のノリで)」となることが多く楽しかった。ゴールデンカムイファンは二風谷コタンへぜひ行くべき。

 

 

 

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仔グマのおりの「ヘペレセツ」。「仔グマを大切に育てて神の国へ送り返す」と婉曲表現で書いてあるので、素敵な儀式だな〜と思ってたが、ゴールデンカムイを読んだら要は殺すということだった。殺すんかー。

 

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これは、アイヌの丸太舟「チプ」

 

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なかなかかっこいい建築の二風谷アイヌ文化博物館。

 

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アイヌの船、かっこいいな。

 

二風谷は沙流川流域に発展したコタンで、「アイヌの伝統と近代の開拓による沙流川流域の文化的景観」として、国の重要文化的景観にも指定されている。

 

博物館も沙流川のすぐほとりにあって、川の近くには「沙流川歴史館」がある。

 

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ここも川を近くに感じられるように工夫されてるなかなか凝った建物だったが、残念ながら工事中。

 

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歴史館の裏手から見える沙流川の流れ。

自然と共生していたアイヌの人たちの文化を感じるのにうってつけの場所。

 

二風谷を出た後は大西洋沿いに走って、苫小牧へ。

 

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苫小牧にあったメロンのガスタンク

 

presented by 東京エスカレーター / CC BY-NC 4.0