東京エスカレーター|田村美葉

エスカレーターマニア / 心配性トラベラー。世の中をもっと役に立たないことで溢れさせねばという謎の使命に燃えています。

自転車でめぐる佐伯観光

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佐伯は進水式の見学ができればそれで満足だったのだが、ちょうどタイミングよく、ゲストハウス「さんかくわさび」がADDressで泊まれる拠点として登録されたので、数日滞在することにした。

 

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あえて古民家の雰囲気を取り入れながらリノベーションされたという、いい感じのゲストハウス。半分はシェアキッチンとしても使われていて、曜日によっていろんなお店が開店したり、イベントが行われたりする。

 

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さんかくわさびがあるのは、駅からは少し離れた「うまいもん通り」という魅惑的な名前の通りで、スナックとか飲み屋とか色々あってとにかく食べるものには困らない感じなのだが、美味しいものがなんでもマジで安いので、脳内価格破壊が起こった。

 

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これは、さんかくわさびさんにおすすめしてもらった「つね三」でいただいた鯵寿司。これと、佐伯名物の「ごまだしうどん」がセットになって、夜なのに1,000円、とかそういう価格帯の街なのである。やばい。

 

シェアスペースで居心地良く仕事しながら、空き時間に、近所の観光協会で自転車を借りて、佐伯の街並みを観光することにした。

 

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さんかくわさびから歩いていける「歴史と文学のみち」に観光交流館があって、レンタサイクルを貸し出してくれる。今回は利用しなかったが、駅前の拠点と相互に乗り捨てもできる。

 

佐伯は造船のまちでもあり、かつては軍港で、さらにもっと前は城下町。やはり、色々と見るものがあるぞ。

 

 

濃霞山公園 東展望台

佐伯に行くならとおすすめしてもらっていた、造船所がドーンと一望できる展望台。

一般公開のない進水式でも、ここに登れば上から見学できちゃう場合もあるらしい。

また行きたいな。

 

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そこそこ階段を登るのでドキドキしたが、感覚としては5分ぐらいで到着。

 

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造船所、ドーン!いやぁ、いいですね。

 

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丸見えすぎやしないかと心配になるくらい見える。

 

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造船所で作った船の端っこがのってる艀

 

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前面にある「大入島」が防波堤の役割を果たし、天然の良港と言われる佐伯港である。

 

旧佐伯海軍航空隊掩体壕

続いて、かつて軍港だった時代の名残りである、「掩体壕」を見にいく。

掩体壕とは、飛行機を空襲から守るための設備で、今も自衛隊基地の近くとかにひょっこりあったりする。

 

飛行機用の防空壕、「掩体壕(えんたいごう)」のたたずまい :: デイリーポータルZ

 

佐伯の場合は、かつて海軍航空隊の用地として使われ、今は工場になってる敷地内に残っているらしいのだが、「普通に受付して入れば見せてもらえる」ときいてのこのこ自転車で行ってみた。

 

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受付で名簿に名前を書き、普通に入れてもらえた。掩体壕は工場入り口すぐ近くにある。軍事関係のマニアがよく来るらしい。

 

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看板も立っていて、親切。

 

同じ敷地内に、「旧佐伯海軍航空隊指揮所跡」というのもある。

受付で名前を書いた際に、「掩体壕はあっちで、指揮所跡はあっち」と場所を教えてもらったので、行ってみた。

 

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ここはTHE廃墟という感じの佇まい。

 

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工場のすぐ近くに、「佐伯市平和祈念館やわらぎ」という、戦争関連の資料を展示した施設があるので、そこも合わせて見学した。

 

歴史と文学のみちと、国木田独歩

「歴史と文学のみち」は、いかにも城下町という雰囲気に整備された、武家屋敷通り。その途中に、国木田独歩が教師として赴任して10ヶ月だけ滞在したという家が残っており、国木田独歩館として公開されている。

 

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古いものが古いままに残っていて、当時の雰囲気感じまくりのいい場所である。

佐伯市歴史資料館と、佐伯城三ノ丸櫓門

そのあと、佐伯市歴史資料館へ。佐伯藩の役所があった場所とのことで、駅からは離れているが「佐伯の中心地」感のある場所である。

 

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毛利高政によってかつて山の上に築かれていた佐伯城

 

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「佐伯城三ノ丸櫓門」は、現存する唯一の遺構とのこと。

 

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後ろの建物の方が気になって写真を撮っているな。(佐伯市文化会館、2020年10月に老朽化に伴い閉館したとのことだが、立派な建物だ)

 

佐伯の観光コースを調べると、大体車で海やら山やらに行くコースが多いのだが、街なかをのんびり自転車で観光するのも良いものであった。

 

presented by 東京エスカレーター / CC BY-NC 4.0