ポルトから電車に乗って、ポルトガルの首都・リスボンへ。
リスボンに来た人なら絶対に訪れる「絶対観光地」の一つである、ベレン地区にあるジェロニモス修道院へ。当然、世界遺産。
その前に、ジェロニモス修道院は行列がえぐいという噂があったため、最寄駅でジェロニモス修道院のファストパスが含まれた「リスボアカード」を手に入れることにする。
Lisboa Card - The Official Lisbon Card 2021

リスボン中心部にあるRossio駅。この付近にホテルをとった。ヨーロッパの駅、どこも大体すごいのでこのぐらいではなんとも思わなくなっている(なので夜の写真しかない)が、後から見返すと「なんだこのすごい建物」とびっくりする。

Rossio駅は長距離列車の発着するビッグターミナルでもあり、坂道の多いリスボンで1階と上層階にそれぞれ出口があったりする構造の駅でもあるので、エスカレーターが発達していた。



このエスカレーターを降りた先の1階に、すごくさりげなくツーリストインフォメーションがあって、そこでリスボアカードを売ってもらえた。これを買うと、ジェロニモス修道院などの入場料が無料になるほか、リスボン市街を走る名物のトラムにも無料で乗れる。買って損なし。

トラムに乗って、ジェロニモス修道院のあるベレン地区へ。すごい行列だが、これを無視して入り口まで行くと、リスボアカードを持ってる人はさっと通してもらえるのだ。とってもお得で田村家、大満足。





回廊がとても美しい

さらにちなみに、「世界で最も美しい鉄道駅」とか言われたりしてSNSでも度々話題になるカラトラバのオリエンテ駅が、ポルトからRossioまで移動する途中にあって、「ふーん」と思いながら車窓から観察していたのだが、ジェロニモス修道院のこの回廊を意識していたりするのだろうか。



メインの大聖堂をまずは上から。


そして一旦外に出て、下から。



どのパーツを見ても手を抜いてるところがひとつもない凄まじい建築であった。
そして、ベレン地区を訪れたら、こことベレンの塔を見るのが定番コースなのだが、ジェロニモス修道院で大変満足してしまったのと、トラムが工事中とかでベレンの塔まで歩かなくてはいけないとかで(レンタルの電動キックボードがあるみたいだった)、「まぁ、いいか」となり、とりあえず近くの「発見のモニュメント」へ。

発見のモニュメントは1960年に建てられたもので特にこれといった歴史のあるものではない。大航海時代を支えた偉人達の像が彫られている。

上が展望台になっているので、ジェロニモス修道院の全景や

ベレンの塔も、(遠いけど)望むことができる。