1/11と12で大阪出張。
ついでに金沢に帰って、帰りは軽井沢まで車で送ってもらうことにした。
ついでの予定大好きな田村家である。
そのついでのついでで、軽井沢までの道中、富山の下山芸術の森というところにある、発電所美術館へ。絶対好きなはずだからと前々からすすめられていたところ。
大正時代の水力発電所を改装して美術館にしたもの、ということであったが、発電所時代のものが建屋内外どちらにもたくさん残されていて、想像以上に良い場所だった。
建屋内は基本的に撮影禁止だが、巨大なタービンや導水管も残っていて、見学できる。
この日行われていたのは、木藤純子さんの「Winter Bloom - ふゆにさくはな」という展示で、受付の係の方によると、「ほとんど何も展示されてないみたいに見えますが、そういう作品なんです」ということで、本当にそんな感じだったのだが、あの空間を楽しむには最大にふさわしいのではないかと思うような内容だったので、発電所美術館未体験の方はこの機に行かれることをおすすめする。3/24まで。
木藤純子「Winter_Bloomーふゆにさくはな」|入善町
外に出ると、展望台と喫茶室に向かう階段がある。
ばばーん。かっこいい。
ほとんど当時の姿のまま残っているので、水力発電の様子がそのままにわかる。
かつて発電所まで水を引いていた水路もそのまま。
え、水力発電って、こんなちょっとの落差でできちゃうの、ていうかここ、平地じゃん、と思ったのだが、公式サイトによると
暴れ川であった黒部川の豊富な水量を利用し、低落差(23m)の河岸段丘を使った平地にある全国でも珍しい発電所で、館外に伸びる導水管は、当時を偲ばせます。
とのことである。素敵ね。
そのあと小布施に寄って美味しいものを食べて、軽井沢のホテルに行って美味しいものを食べて、宿泊。
夜は浮かれ電飾家である母に付き合って軽井沢のイルミネーションスポット巡りをしていたのだがこれもなかなか楽しかった。