ゴールデンウィーク。5月はほかに遊ぶ予定が山ほどあるので遠出はしない。家の掃除でもしてよう、と思って重い腰をあげてみたらあっという間に終わった(ずぼら基準)ので、仕事のロケハン兼ねて二子玉川へ。
二子玉川は、大井町線から入っていくときのカーブがすごいアトラクション感があって好きだ。モノレールっぽいカーブでしかも駅ビルに突っ込んでく感じで姫路モノレール疑似体験の気分である(褒めすぎ)。そして急成長中の立体構造都市でもある。高架橋脚もあるしエスカレーターもいっぱいある。
こんな日に蔦屋家電に行ったら人多すぎて死んじゃうのではと思ったけどそれほどでもなく、ただ、SOLSO HOMEは超混んでるのにスタッフの方がひとりしかおらずキリキリ舞い(蔦屋家電に入ってる店舗ぜんぶそんなふう。ショールームって感じで物を売る気がない)。仕方ないので別のビルに入ってる青山フラワーマーケットとガーデンアイランドまで足をのばした。それだったらみなとみらいでもべつに事は足りる。結局、蔦屋は本を買いに行くところだ、という気がする(物見遊山で行っても結局大量に本を買ってしまう)。
そんなわけで、本日の散財。
『東京の家』は、東京の街中に点在する、有名建築家の手がけた住宅を、建ってる環境やそこいらを歩く人もあわせておさめたもの。建築写真に「なるべく写り込まないようにする」ものがいっぱい写り込んでいるのがまず素敵なのと、「東京は世界的に見ても高層ビルが少なく、ほとんどを低層の住宅が覆う都市」という指摘にはっとするなどした。またよい偏愛本を買ってしまったな。
ここ最近の仕事では、みんな大好きマニアパレルさんのたいそう素敵なご自宅を取材させていただくなどしていました。
今まで許可をもらって投稿写真をまとめ記事にする、という仕事だったのが、最近の一連の流れによりオリジナルコンテンツ大事よね、ということで、カメラマンさんと一緒に取材に行くようになり、なんというか、ライターとしては非常に精神によい。入ってきたものを、外に出す作業なので、自然に呼吸ができる。まとめ記事を量産する体制というのは、やってみるとわかるけど、やればやるほど煮詰まるというか、何度も同じものを咀嚼している感じになっていくのです。
網戸を掃除したら「あ、網戸閉め忘れ!」というぐらい綺麗になった。窓開けっ放しで気温もちょうどよく、蚊もまだ出ない。1年中、5月だったらいいのに、と思う。